トヨタが「カローラクロス」の一部改良モデルと新グレードを設定発表

高性能カローラクロス!  2025年5月23日、トヨタは「カローラ クロス」の一部改良モデルと新グレード「GR SPORT」の設定を発表しました。 「GRスポーツ」が設定されたトヨタ新型「カローラクロス」  カローラクロスは、カローラシリーズ初のクロスオーバーSUVとして2020年7月にタイでデビューしました。TNGA「GA-C」プラットフォームを採用し、広々とした室内空間と実用性を兼ね備えています。 【画像】超カッコイイ! これがトヨタ新型「カローラ”SUV”」です! 画像で見る(77枚)  日本市場では2021年9月に導入されたほか、欧米など各国でも順次発売されており、グローバル戦略モデルとして高い人気を誇ります。  そんなカローラスポーツに新設定された「GR SPORT」は、トヨタのモータースポーツ部門である「TOYOTA GAZOO Racing(GR)」が監修するスポーツグレードです。  市販車にGRの“走りの楽しさ”を取り入れることを目的とし、専用サスペンションや補強パーツ、空力パーツ、専用内外装デザインなどを採用。フルチューンモデルである「GR」や「GRMN」とは異なり、ベース車両の乗りやすさを残しつつ、操縦安定性やスポーティなルックスを強化したバランス型のスポーツ仕様です。「ヤリス」や「カローラ」から、本格四輪駆動車の「ランドクルーザー」まで、幅広い車種に設定されています。  カローラスポーツのGR SPORTも、走行性能とデザイン性をさらに高めたスポーティ仕様です。  通常のカローラクロスのハイブリッドシステムは1.8リッターエンジンを組み合わせていますが、GR SPORTには2リッターエンジン「M20A-FXS」を用いた専用ハイブリッドユニット+専用6速シーケンシャルシフトマチックが搭載され、力強い動力性能を実現。また、国内初採用となるSPORTモードにより、アクセル応答性を大幅に向上させています。  標準モデルが採用する通常のサスペンションと比較し、GR SPORTは専用チューニングを施したサスペンションと19インチタイヤにより、コーナリング性能や直進安定性を強化しています。  さらに、専用設計のフロントバンパーやアルミホイール、スポーツシートおよび専用表皮材の採用によって、内外装ともにGRらしい機能美とスポーティなスタイルを両立しています。  内装では、標準モデルに対してGR SPORTはシフトパネルやノブまわりが上質に仕上げられており、スポーツ志向のドライバーに向けた細かな演出が光ります。  通常モデルと同様に、トヨタ初の「SNOW EXTRAモード」や国内初の「シグナルロードプロジェクション」を搭載。前者はE-Fourをフルタイム化し、雪上での安定走行を可能とする機能で、後者はウインカーの動きに合わせて矢印を路面に投影し、歩行者への視認性向上を図る安全技術です。  なお、今回の一部改良を機に、カローラ クロスはHEV(ハイブリッド)専用車へと一本化しました。GR SPORTグレードは2025年8月4日から販売が開始される予定です。

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