7年半ほど前、茨城県で当時21歳の女性が行方不明になり、この女性を殺害したとして埼玉県の31歳の男が逮捕されました。男の自宅アパートからは、被害者の頭蓋骨などが見つかったということです。 警察によりますと、斎藤純容疑者は2018年1月、さいたま市大宮区の自宅マンションで、当時茨城県に住んでいた宮本果歩さんの首を絞めるなどし殺害した疑いが持たれています。 警察がさいたま市で起きた窃盗事件で斎藤容疑者を先月逮捕し、自宅の家宅捜索を行ったところ、2018年に行方不明になった宮本さんの頭蓋骨などが見つかっていました。 2人はSNSで知り合ったとみられ、宮本さんは、「住み込みのバイトに行く」と家族に置き手紙を残し、さいたま市に電車で向かいその後、殺害されたとみられています。 その際、斎藤容疑者は宮本さんに対し、家族に居場所を知られないようにするためスマートフォンのSIMカードを抜き取るよう指示するなどしていたということです。 斎藤容疑者の近所の人「普通の若者って感じ、しゃべったこともない。会えばあいさつするぐらい感じのいい子」 また、16日夕方、取材に応じた斎藤容疑者の両親は「何も分からなくて気づかなかった。混乱している。何も息子の様子は変わっていなかった」と話しました。 斎藤容疑者は調べに対し「小さいころから殺人願望のようなものを抱いていた」「動機は単純な殺意そのもので他に何の理由もありません」と供述する一方、「合意の上で殺している」とも話しているということです。
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