菅野美穂と赤楚衛二がダブル主演する映画『近畿地方のある場所について』より、“ある場所”へと誘う場面写真が一挙解禁。また、謎を解き会場を見つけ出す“近畿地方のある場所”プレミアが、7月16日に開催されることが決まった。 【動画】「会場を見つけてください」 映画『近畿地方のある場所について』プレミア実施決定 本作は、発行部数70万部突破の小説背筋による同名小説を実写化。これまでのキャリアの中でも異色の役どころに挑戦となる菅野美穂と赤楚衛二をダブル主演に迎え、『ノロイ』『貞子VS伽椰子』『サユリ』の白石晃士が監督を務める。さらに監督の大ファンであり、著作への影響も受けているという原作者・背筋も自ら脚本協力として参加する。 行方不明のオカルト雑誌の編集者。彼が消息を絶つ直前まで調べていたのは、幼女失踪、中学生の集団ヒステリー事件、都市伝説、心霊スポットでの動画配信騒動など、過去の未解決事件や怪現象の数々。なぜ消息を絶ったのか?いまどこにいるのか?同僚の編集部員・小沢(赤楚)とオカルトライターの千紘(菅野)は、行方を捜すうちに恐るべき事実に気がつく。それらはすべて、“近畿地方のある場所” へとつながっていたのだった…。 決して見つけても、近づいてもいけない“近畿地方のある場所”を題材にした映画にちなんで、プレミア上映が決定。会場は“近畿地方のある場所”。そう、『近畿地方のある場所』の世界最初の目撃者になるためには、“ある場所”を見つけ出さなければならないのだ…。 現段階で、会場を導き出す唯一のヒントは、オフィシャルサイトでも公開された社名が伏せられたある新聞社による報告書のみ。「近畿地方のある場所」に関する現地取材における、当該地域住民へのインタビューのテープ起こしだ。三つ文書が記載されており、「ここを見つけるためにはこの文の理解が大切です」「早くここを見つけてください」「ここが見つかったらぜひおいでください」など、一見すると普通の文章だが、どこか人によるものではないような不穏さを感じざる得ない内容。当日は、菅野美穂と赤楚衛二、白石晃士監督による登壇を予定しているが、告知動画も、どこか様子がおかしい菅野と赤楚のふたり…。 そして、『近畿地方のある場所』の不穏すぎる場面写真の数々も解禁。菅野と赤楚のダブル主演キャストが演じるカットはもちろんのこと、”近畿地方のある場所“の謎へ迫る貴重な資料写真も。 オカルト雑誌「超・不思議マガジン」の特集を担当する小沢は、編集部に千紘を呼び出し、共に行方不明になった編集者が残した資料に目を通していく。二人でノートパソコンをのぞくカットの中には、ビデオテープや本、ファイルやプリントなど資料の山が。ビデオテープのラベルには、「倉本中学校 林間学校」「グッドエブリデイ 山科慶子ちゃん」「女子高生インタビュー2003年」など、怪異事件と思われるタイトルが記載されている。中学生集団ヒステリー事件、幼女失踪事件、そして女子高生が巻き込まれた都市伝説事件…公開中の本予告映像でもその資料映像の一片を確認することができるが、真剣ながらも悲痛そうな二人の目には、どんな事件の全容が映っているのだろうか。 ほかにも資料らしき写真の中には、「2023.1.23 ツーリング」と付箋が貼られたDVDや、大きく「妖怪」と書かれた民俗学の本、「佐山武史」名義の「超・不思議マガジン」の企画書と思われるプリントも。この佐山が、二人が探す行方不明の編集者なのだろうか。そして、うっそうと生い茂る木々の中に建てられた鳥居や、ぎっしりと人形で埋め尽くされたほこらなど、ただならぬ雰囲気を漂わせるどこか霊的なスポットの写真も登場。これらはいったい何を示すものなのか、どのように“ある場所”へとつながっていくのか…。 さらに地図らしき紙に多数の付箋を貼り巡らせて“ある場所”の謎に挑もうとする小沢や、資料が散乱した部屋で不安そうにたたずむ千紘、カメラと懐中電灯を手に“何か”を見てしまった小沢の姿などのカットがずらりとそろっている。 映画『近畿地方のある場所について』は、8月8日より全国公開。