トヨタ新「クラウンセダン」が登場 22年ぶりに復活の2トーンを採用

22年ぶり復活の斬新ツートン  2025年5月22日にトヨタから「クラウンセダン」の特別仕様車「Z“THE 70th”」が発表され、同年6月2日より発売されています。  販売店にはどのようなユーザーの声が届いているのでしょうか。 22年ぶり復活! 【画像】超カッコいい! トヨタ「“新”クラウンセダン」を画像で見る(60枚)  トヨタ「クラウン」は1955年1月に初代「トヨペット クラウン」として誕生し、アメリカ車を手本に独自技術で設計された乗用車専用シャシや観音開きドア、独立懸架サスペンションを採用して高級車の地位を確立しました。  それから時は流れ、2022年7月に登場した16代目クラウンシリーズでは「クロスオーバー」を皮切りに、「スポーツ」「セダン」「エステート」が順次投入されています。  中でもクラウン セダンのボディサイズは全長5030mm×全幅1890mm×全高1475mmで、ホイールベース3000mmです。  エクステリアはハンマーヘッドデザインを採用し、縦基調のグリルと横一文字ライトがフラッグシップとしての存在感を演出しています。  内装は杢目調パネルがインストルメントパネルからドアまで連続し、浮遊感のあるコンソールが室内を広く感じることが可能に。  さらに、64色に変化可能な間接照明が大人の感性に応え、後席はショーファーニーズに配慮した足元のゆとりを実現。  荷室は日常からビジネスまで余裕を持つ容量を備えています。  パワートレインは2.5リッター直列4気筒エンジンとモーターを組み合わせたマルチステージハイブリッドと、最高出力128kWの燃料電池車(FCEV)の2種類で、いずれもFR駆動です。  FCEVは約3分の水素充填で820kmの航続を可能とし、外部給電や非常時給電システムを搭載します。  先進安全装備には、統合制御による衝突回避支援や歩行者検知、全方位カメラなど最新技術が多く搭載。  今回の特別仕様車では専用バイトーンボディカラーが2種類用意されています。  それが、プレシャスメタル×プレシャスホワイトパールとプレシャスメタル×プレシャスブラックパールです。ちなみにクラウンのセダンに、2トーンが設定されるのは、2003年まで展開されていた11代目モデル以来22年ぶりです。  足回りにはマットブラック塗装の20インチアルミホイールを装着し、サイドデカールに“THE 70th”ロゴがあしらわれています。  内装には特別内装色ブラックラスターを採用し、インストルメントパネルやドアトリムの杢目調パネルをブラック化。  プレミアムシフトノブ、インストルメントパネル、クラウン専用キー、プロジェクションカーテシイルミ、さらにはマニュアルケースにまでも“THE 70th”ロゴを配して質感を高めています。  それでは、今回発表されたクラウンセダン特別仕様車Z“THE 70th”について、販売店ではどのような反響があるのでしょうか。  関東圏のトヨタ販売店担当者は次のように話します。  「お問い合わせは発表直後こそ落ち着いていますが、クラウンファンを中心にじわじわと増えている印象です。特に、これまでのクラウンやレクサスからの乗り換えを検討されるケースが目立ちます。  肌感ですが、ブラックパールのバイトーンカラーを好まれるお客様が多いと思います。納車時期はグレードを問わず8月以降を見込んでおります」  また、関西圏のトヨタ販売店担当者は次のように話します。  「『実車を見てみたい』というお問い合わせを多数いただいております。  しかし現時点ではデモカーをご用意できず、カラーサンプルもミニチュアモデルでの対応にとどまっているため、お客様にご判断をお任せせざるを得ないのが心苦しいところです。  それでもクラウン愛好家を中心にご予約やお問い合わせをいただいており、ファミリー層からの日常使いのこだわりとしてお選びいただくケースもございます。  特に記念ロゴやバイトーンカラーについては『限定品感が購買意欲をそそる』と高い評価をいただいており、発売前から大きな注目を集めているといった印象です」 ※ ※ ※    クラウン セダン Z“THE 70th”の価格(税込、以下同)はハイブリッド車が755万円、燃料電池車が855万円です。

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