第１０７回全国高校野球選手権栃木大会の組み合わせ抽選会が１８日、宇都宮市の県総合教育センターで行われ、６０校５４チームの組み合わせが決まった。 大会は７月１０日に開幕し、甲子園への切符をかけた熱戦が繰り広げられる。 秋と春の県大会を連覇した佐野日大は２回戦から登場し、栃木商—佐野の勝者と対戦する。桜井剛志主将（３年）は「チームの強みは打線が１番から９番までチャンスを作れるところ。残りの期間準備して甲子園にたどり着きたい」と意気込んだ。 昨夏の県大会を制した石橋は１回戦で鹿沼東と、春の県大会準優勝の作新学院は宇都宮白楊—小山の勝者と２回戦で戦う。 今大会は、部員の少ない学校による「連合チーム」が昨年より２チーム増え、過去最多の５チームとなる。 会場は昨年まで使用していた栃木市のとちぎ木の花スタジアムに代わり、今年４月に供用を開始した真岡市の真岡ハイトラ運動公園市民球場、宇都宮市の清原球場、エイジェックスタジアム（県総合運動公園野球場）で行われる。 選手宣誓は鹿沼商工の武藤煌諄主将 開会式の選手宣誓は、希望者２２人による抽選の結果、鹿沼商工の武藤煌諄（こうじゅん）主将（３年）に決まった。武藤主将は「驚いたが、やってやろうという気持ちが強くなった。（宣誓では）『野球人生で最高の夏にしたい』という気持ちを込めたい」と話した。 決勝は７月２７日午前１０時、エイジェックスタジアムで行われる。
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