投打に大ブレーキ最下位低迷のヤクルト 早くも関心は「次期監督」...チームの体質変えるには外部招聘か

セ・リーグの各球団が交流戦で苦戦している中、最下位に低迷しているヤクルトも借金を積み重ねている。2025年6月19日の楽天戦(神宮)で1−3と敗れ、引き分けを挟んで3連敗。借金が今季ワーストの23にふくらんだ。 就任6年目の高津臣吾監督...日本一に導いたが 主力の村上宗隆、長岡秀樹、塩見泰隆を欠く打線は破壊力が半減。158得点、チーム打率.219はいずれもリーグワーストだ。 投手陣も先発のコマ不足が深刻で、チーム防御率3.69はリーグワーストと投打で苦しい。6月20日の試合前の現時点で首位・阪神と16ゲーム差、3位・広島と11.5ゲーム差。まだ80試合以上残っているが、現実的に考えると逆転でCS出場の可能性は非常に厳しい。 メディアの関心事は、早くも次期監督に向いている。 高津臣吾監督は今年が就任6年目。21年に20年ぶりの日本一に導き、翌22年はリーグ連覇を飾ったが、23年以降は2年連続5位と最下位を逃れるのが精いっぱいの戦いに。今年は断トツの最下位に沈み、高津監督の退任は決定的だ。 「今のチームに足りないのは緊張感だと思います」 次期監督候補として嶋基宏1軍ヘッドコーチ、池山隆寛2軍監督が有力候補と目されるが、ヤクルトを取材するスポーツ紙記者は 「高津監督だけに低迷の責任を押し付けるのは違うでしょう。チームの体質を変えるためには、コーチの内部昇格でなく、外部招聘を検討すべきです。球団OBの古田敦也氏、宮本慎也氏は頭の回転が速く、野球を熟知している。宮本氏はヘッドコーチ時代に選手に対する厳しい姿勢が話題になりましたが、今のチームに足りないのは緊張感だと思います」 と指摘する。 DeNAで監督を務めたアレックス・ラミレス氏、西武で18、19年にリーグ連覇を飾った辻発彦氏も現役時代にヤクルトでプレーした経験がある。少し気が早いかもしれないが、チーム再建を託す次期監督の動向が注目される。 (中町顕吾)

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