都議選が２２日投開票され、千代田区選挙区（改選数１）で無所属で、公認会計士のさとうさおり（佐藤沙織里）氏（３５）が当選確実となった。 減税を訴えるさとう氏は今年２月に行われた千代田区長選に立候補し、敗れたものの現職の都民ファーストの会副代表の樋口高顕区長に迫り、�減税メガネ�と話題になった。その後、参院選出馬を模索していたが、「いてもたってもいられず立候補してしまいました。使命感に駆られた」と都議選告示日に突如、立候補を表明。「千代田を日本一税金の安い減税特区」を掲げ、持ち前のパワフルな行動力で、再び区内を走り回っていた。 同区にはタレントの平愛梨の弟で、現職の都民ファーストの会の平慶翔氏と自民党公認の林則行氏の一騎打ちとみられていたが、さとう氏が割って入るどころか、大逆転勝利となった。 さとう氏は「千代田区のことを絶対にあきらめたくなかった。千代田区でずっとやるぞと皆さんが付いてきてくれた。（日本の）１丁目１番地で当選できて、時代が本当に変わると思っている」と喜びを爆発させた。
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