22日投票が行われた東京都議会議員選挙は開票の結果、都民ファーストの会が第1党に返り咲く一方、自民党が過去最低の議席となりました。今後の小池都政に与える影響など都庁担当・内藤記者の報告です。 小池知事は9日間の選挙戦で都民ファーストの会、公明党の応援に駆け回った上、選挙戦最終日には自民党の候補者の事務所を訪ね激励を送りました。 このように小池知事が「知事与党」の維持・拡大に向けて力を注いだこともあり、知事与党として過半数を確保しました。 政治とカネの問題で逆風の中での戦いとなった自民党は2017年の都議選の23議席を割り込み、今回、過去最低の議席数となりましたが、代わりに小池知事が特別顧問を務める都民ファーストの会が議席を伸ばし、第一党になったことで都政運営はより安定したと言えそうです。 さらに新たに9議席を獲得した国民民主党は玉木代表は小池知事との距離も近く、協力的なスタンスを取れば3期目の小池都政は盤石なものになります。 今後、都議会が緊張感をもってチェックしていけるのか、注視する必要がありそうです。
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