まるで“ソファ”な前後シートがスゴい！ 　ダイハツの軽ハイトワゴン「ムーヴ」がフルモデルチェンジし、7代目モデルが2025年6月5日に発売されました。 　1995年に初代モデルが登場したムーヴは、軽ハイトワゴンというジャンルを確立。累計販売台数340万台超を達成するなど、多くのユーザーから愛されています。 新型「ムーヴ」のインテリア（ノーブルシックスタイル） 【画像】超カッコいい！ これが「新型ムーヴ」の高級内装です！（30枚以上） 　そして、新型となったムーヴは、歴代初となるリアスライドドアを採用し、注目を集めています。 　新型ムーヴのリアドアは、従来のヒンジドアを廃止し、スライドドアを装着することで、狭い駐車場で安全に乗り降りできるなど、利便性が飛躍的に高まりました。 　グレードは、「L」「X」「G」「RS」の4つで、全グレードに両側スライドドアを標準装備。「X」「G」は左側、「RS」は両側がパワースライドドアとなり、荷物で両手が塞がった状態でも簡単に開けることができます。 　また、タッチ＆ゴーロック機能やウェルカムオープン機能、スライドドアイージークローザーといった便利な機能も備えました。 　そんな新型ムーヴでは、車内空間もポイントのひとつ。とくにシートが非常に快適で、厚みのある前後シートはまるでソファのように座り心地が良く、背もたれもしっかりと体を受け止めてくれて、長時間のドライブでも疲れにくい設計となっています。 　シートのカラーはグレードによって異なり、エントリーグレード「L」と中間グレード「X」はグレージュのフルファブリック素材、上級グレード「G」とターボ車の最上級グレード「RS」はネイビーのフルファブリック素材にシルバーのステッチが施されました。 　インパネは、全グレード共通でブラック×ブラウンのシックな仕立てです。そのうえで「G」「RS」ではシルバー加飾があしらわれたほか、インパネセンタートレイにイルミネーションが備わるなど、高級感のあるコーディネートが採用されています。 　さらに、オプション設定される「ノーブルシックスタイル」では、差し色としてカッパー（銅色）を採用。ファブリック×ソフトレザー調シート（ブラウンステッチ）のほか、各所にカッパー加飾を装着することで、上質で華やかな車内を演出しました。 　後席は、ハイトワゴンならではの広々とした空間が特徴。リアシートは前後に240mmスライドさせることができるほか、左右独立してリクライニングすることも可能となっており、ゆったりと座ることができます。 　使い勝手の良い収納エリアも新型ムーヴの特徴のひとつで、運転席、助手席を中心に手の届く範囲に使い勝手のよい収納アイテムを配置。 　荷室は、デッキボードの下にラゲージアンダーボックスを設定し、ボードを開けたままフックで固定すれば背の高い荷物の積載も可能です（2WDのみ）。 　新型ムーヴのエクステリアは、機能とスタイルを両立させた質感高いデザインに一新され、躍動感を表現したスタイリングに先進的なフロントフェイスを組み合わせ、凛々しく端正な印象としました。 　走行性能では、新たに「DNGA」プラットフォームを用いることで高い基本性能を実現。ムーヴ専用のチューニングを施して、きびきびした軽快な走りが楽しめます。 　パワートレインは、660cc直列3気筒の自然吸気エンジンまたは同ターボエンジンを搭載しました。いずれのグレードも2WD（FF）と4WDが選択可能です。 　なかでもターボ車の「RS」にはD-CVTを搭載して余裕のある力強い加速性能を実現したほか、ステップシフトによってリズミカルなエンジン音の変化がリニアな加速感を演出します。 　加えて、15インチタイヤと高性能ショックアブソーバーを採用し、トップモデルらしいさらに上質な乗り心地と高い操縦安定性を確保しました。 　快適なドライブをサポートする機能として、電動パーキングブレーキや運転席・助手席シートヒーターなどを採用。オーディオは9インチと6.8インチの2種類のディスプレイオーディオを用意し、ワイヤレス充電機能など多彩なオプションも選択できます。 　安全面では、最新の予防安全機能「スマートアシスト」を搭載。安心快適なドライブを支援するほか、急アクセル時加速制御システムやブラインドスポットモニターといった後付けも可能なディーラーオプションが設定され、安心・安全なドライブをサポートします。 ※　※　※ 　新型ムーヴの価格（消費税込）は、135万8500円から202万4000円です。