全長3.7m! トヨタ「一番小さいSUV」がスゴい! 斬新イエロー採用の「GRスポーツ」登場! 初のハイブリッド搭載で加速感ヤバい「アイゴX」欧州仕様とは!

トヨタ「一番小さいSUV」がスゴい!  日本メーカーのクルマではあるものの、北米や欧州、アジア圏のみで販売されているという「海外専売モデル」が存在します。  なかには、「日本でも販売してほしい」という声が挙がっている人気モデルもあり、例えばトヨタが欧州で販売する「アイゴX」は、国内販売を期待するユーザーが多い一台です。 トヨタの最小SUV「アイゴX」 【画像】超カッコいい! これがトヨタ「最小SUV」です!(30枚以上)  アイゴXはトヨタ(正式にはトヨタ傘下の「トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・チェコ」)が製造・販売する欧州市場専売のコンパクトSUVです。  初代モデルは2005年に「アイゴ」というネーミングで登場。トヨタのコンパクトモデル向けプラットフォームを用いたハッチバックで、コンパクトなだけでなく、リッターモデルでありながらも車両重量880kgと非常に軽いのが特徴です。  そのため、優れた運動性能と燃費性能を兼ね備えたモデルとして高く評価されました。  2014年には2代目アイゴが発売されます。  初代よりも全長が若干(50mm)長くなっているものの、車重は855kgと軽量化に成功。さらに搭載するエンジンは初代と同じ自然吸気の「1KR-FE型」ですが、68馬力から69馬力とパワーもアップしており、初代の魅力はそのままに正常進化を果たしました。  2代目アイゴは2022年に販売終了となりますが、入れ替わる形で3代目がデビュー。ボディタイプがSUVに変わったため、アイゴからアイゴXへと名称も変更しています。  アイゴXは初代、2代目とは異なりGA-Bプラットフォーム(「ヤリス」「アクア」「シエンタ」などに用いられている)を採用。  ボディサイズは全長3700mm×全幅1740mm×全高1525mmと2代目より若干大きくなったものの、しかし、ヨーロッパの都市部にありがちな入り組んだ場所でもすいすい走ることができるコンパクトなサイズであることは変わりありません。  エンジンは2代目と同じ1リッター直列3気筒のKR-FE型を搭載。これに5速MT、またはCVTを組み合わせる形です。一方、車重は965kgと2代目より増加していますが、それでもリッターカーとしては軽く、最高出力72馬力のエンジンでも十分に力強い走りを生み出すことが可能です。  アイゴXは2022年の発売以降、欧州市場で28万台以上を販売しており、現地では非常に人気の高いモデルですが、そんななか、2025年6月2日には、マイナーチェンジモデルが発表されました。  新モデルは従来とホイールベースなどは変わらないものの、フロントオーバーハングを76mm延長して全長は3780mmへと拡大。エクステリアも刷新されているのですが、特に変わったのがフロントマスクです。  ヘッドライトやボンネットのデザインを変更していて、従来のスタイリッシュさはそのままに、よりSUVらしいダイナミックさも感じられるデザインになっています。  インテリアも、新採用の7インチデジタルコンビメーターを搭載するなど、「先進性」を感じるものへと進化しました。  また、初めて「ハイブリッドモデル」がラインナップされたのもポイントです。  これまでは1リッターエンジンを搭載していましたが、新型では現行「ヤリス」「ヤリスクロス」に搭載されているハイブリッドパワートレーンを採用。最高出力は110馬力で、ハイブリッドならではの鋭い加速力と安定した走行をもたらします。  ほかにも、スポーティな特別グレード「GRスポーツ」が導入されることが発表されており、同グレードならではの専用チューニングが実施されるほか、専用の「マスタード(黄色)×ブラック(黒)」の斬新な2トーンカラーも用意される予定です。 ※ ※ ※  新型アイゴXが話題になっていますが、これまでのモデルと同様に販売は欧州のみとなっています。  日本での発売を期待する声も挙がっていますが、この先、どのような展開が待っているのか注目です。

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