ミュージカル『マタ・ハリ』の制作発表会見が行われ、柚希礼音さん、愛希れいかさん、加藤和樹さん、廣瀬友祐さん、甲斐翔真さん、神尾佑さん、春風ひとみさんが登壇しました。 【写真を見る】【 柚希礼音 ＆ 愛希れいか 】　4年ぶりの「マタ・ハリ」に「人生の全てを賭けて挑みたい」 本作は、エキゾチックな踊りで人々を魅了し、女スパイとして世界を翻弄した伝説の舞姫「マタ・ハリ」の数奇な半生、愛と情熱を、フランク・ワイルドホーンの楽曲とともに描いた作品。2016年に韓国で生み出されると、日本には2018年に初上陸。今回は、4年ぶり3度目の上演になります。 制作発表会見では、会見の前に劇中ナンバーから4曲が披露され、柚希さん、愛希さん、加藤さん、甲斐さんが圧巻の歌唱力を見せつけました。 初演からマタ・ハリ役を演じる柚希さんは‟3度目の挑戦ということでまさか大好きな「マタ・ハリ」を3回目もやらせて頂けるなんて本当に嬉しいです。人生の全てを賭けて挑みたいと思っております。”と挨拶。新たに挑戦したいことについて‟前回は最後の３公演がなくなって、いきなりお終いになってしまったのが悔しかったのと、自分自身も声が上手くコントロールできなかった。次は新しく今の自分自身の全てを賭けて、お芝居も歌も新しいマタ・ハリを作るつもりで挑みたい”と語りました。 同じくWキャストでマタ・ハリを演じる愛希さんは‟2021年の再演から参加させていただいて、2度目のマタ・ハリ役への挑戦になります。愛希さんは‟前回は悔しい思いがありまして、今回は一からやり直して初演の気持ちでやりたい。ちえさん（柚希礼音）もおっしゃっているように全てを賭けて私も挑みたいんですが、全てを賭けれるお役に出会えることに、幸せをかみしめて最高のものをお届けしたい”と笑顔。続けて、前回公演について‟公演が終わった後に細かいところを反省していました。”と振り返ると、‟4年ぶりなので、どれだけ引き出しが増えているのか分からないけど、とにかくぶつかっていきたい”と今回の公演への思いを語りました。 演じる「マタ・ハリ」の魅力について柚希さんは‟戦争の中であのような形で生き抜く女性というのが、初演の時から理解するのが難しいほどに深い役だと思います。”と演じる難しさを吐露。 続けて、柚希さんは‟実在の人物を演じるのが私すごく好きなんです。”と語ると、‟実在の人物の場合、本とかに残っている資料だと周りの人が書いているので、本当はどうだったのかっていうのを想像します。「本当はどうだったのか？」を追い求めていくと、世界中でマタ・ハリの一番の味方になっていくので、それが自分自身になっていけるように深めていきたい”と明かしました。 愛希さんは‟マタ・ハリ自身も、どんな境遇でも生きることを辞めない、最後まで辞めたくなるような人生だと思うんですけど、それが本当に勇気を貰いますし、演じていても強くなれるので尊敬しています。すごく人間らしくて、悪女とか言われる方が先走っているけど、人間味があってアルマンと出会って少女のようにピュアなところが好きです”と魅力を語りました。 【担当：芸能情報ステーション】