カブスの今永昇太が復帰戦で文句なしの快投 左太もも裏に張り

 【セントルイス(米ミズーリ州)=平沢祐】米大リーグは26日、各地で行われ、カブスの今永昇太が左太もも裏の張りから復帰してカージナルス戦に先発し、5回1安打無失点の好投で4勝目(2敗)をマークした。  同僚の鈴木誠也は3番右翼で出場し、3打数無安打、1四球。試合は3—0だった。  頼れる左腕が戻ってきた。カブスの今永が復帰戦で文句なしの快投を披露した。  立ち上がり、先頭打者を一ゴロに仕留めた。次打者には遊撃強襲の安打(記録は左前打)を許したが、3、4番を危なげなく抑えて無失点でスタート。二回以降はさらに安定感を増し、許した走者は四回の四球による一人だけ。カージナルス打線に二塁を踏ませず、救援陣にバトンをつないだ。  5月4日のブルワーズ戦の六回、併殺を狙って一塁のベースカバーに入った際に左太もも裏を痛めた。メジャー2年目で初めての負傷者リスト(IL)入り。今季はローテーションに穴を空けないことも目標にしていた今永は、「けがした日は本当に悔しくて眠れなかった」。マイナーで登板を重ね、メジャー復帰の準備を進めてきた。  カウンセル監督は試合前、「彼は準備万端で、投球を見るのが楽しみだ」と信頼を寄せていた。レギュラーシーズンの半分にあたる81試合目での戦列復帰で、指揮官の期待に応えてみせた。ナ・リーグ中地区で首位を走るチームに貢献する機会は、まだまだ残っている。

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