第１０７回全国高校野球選手権岡山大会（県高野連など主催）の組み合わせ抽選会が２８日、岡山市東区の環太平洋大であり、５８校５５チームの組み合わせが決まった。 開会式は７月１０日に岡山県倉敷市のマスカットスタジアムで行われ、１２日に同スタジアムなど３会場で開幕。決勝は２７日、同スタジアムで予定されている。 主将らが、春の県大会で８強に入ったシード校から順に札を引き、残るチームが続いた。 昨年、夏の甲子園で１６強入りし、秋の県大会で優勝した岡山学芸館は、興譲館と岡山理大付の勝者と戦う。国近泰獅（たいし）主将（３年）は「もう一度県大会で１位になって、昨年先輩方が果たせなかった甲子園８強以上を」と目標を語った。 春の県大会を制し、中国大会で１４年ぶりに優勝した倉敷商は、倉敷青陵と津山の勝者と対戦。佐藤拳吾主将（同）は「中国大会で優勝し自信がついてきた。初戦の１球目から全員が力を出し切れるように準備をしていきたい」と闘志を燃やした。 抽選で選手宣誓に決まった邑久の大西絢也主将（同）は「人前で話すのは得意ではなく、不安はあるが、支えてくださった方々への感謝を伝えるとともに、選手たちの気合が入る宣誓をしたい」と笑顔で話した。 入場料は大人１０００円、高校生１００円。開会式は無料。
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