「国分太一さんが謝罪すれば、また一緒にやっていきたい」DASH村の持ち主・三瓶さんが語る「TOKIOという”息子たち”の里帰り」を待ちわびている理由

国分太一の無期限活動休止を受け、6月25日に解散を電撃発表したTOKIO。彼らは『DASH村』を通して、東日本大震災の原発事故で被害を受けた福島県の復興にも携わってきた。『DASH村』の持ち主として、TOKIOメンバーと交流を続けてきた三瓶宝次さんの思いとは——。 前半記事『【国分太一騒動&TOKIO解散】「DASH村」の持ち主・三瓶さんが明かした、「息子のように思っていた」TOKIOとの日々「彼らともう一度、村をやっていきたい」』に続き、紹介する。 いつかTOKIOが帰ってくる日まで 6月25日に電撃解散をしたTOKIO。メンバー・国分太一のコンプライアンス違反が判明し、無期限活動休止が発表された矢先のことだった。 メンバーが積極的に携わっていたのはテレビ番組だけではない。特に東日本大震災後、彼らが復興に携わってきた福島県では連携継続の意向を示している。 福島県福島市に住む三瓶宝次さん(88歳)もその一人。「いつかTOKIOメンバーが戻ってこられるように」と、草刈りや建物の修繕などDASH村を整備を続けてきた。 三瓶さんは福島県浪江町津島地区の出身。DASH村のある場所は親類が開墾した土地の一角を『DASH村』として番組に提供していたのだ。 『DASH村』はTOKIOの『ザ!鉄腕!DASH‼』(日本テレビ系)の人気企画。DASH村には、単なる番組の企画以上の思いも込められている。「福島県復興の拠点に——」それが三瓶さんの願いだ。 「私たち津島地区の住民は、今も国や東京電力を相手に裁判を続けています。帰れない人だけじゃなくて、“帰れなかった人”もいます。DASH村が復活すれば、多くの住民が勇気づけられると思うんです」(三瓶さん) DASH村は福島の希望に 故郷と日常を奪われた人々にとって、DASH村の存在は希望となっている。 最近は「水面下で動きもあった」と三瓶さんは明かす。 「番組と契約を見直す話も出ているんです。ただ、そうなると“DASH村”の名称は使えないので新しい名前で再スタートする計画も検討されていました。実は先日も城島さんと会って『DASH村をどうしようか』と話し合ったんです。震災後に手入れができなかったこともあり一部の建物は老朽化し、取り壊さざるを得なかった。 ただ、水車小屋など、今でも使える建物もあるので、それらの建物と新しく建てた施設で村を整備しなおす構想もあったんです」 そんな矢先に飛び込んできた、突然の解散。三瓶さんに取材をした6月27日時点では、城島茂(54歳)、松岡昌宏(48歳)から直接の説明は受けておらず、国分からの謝罪もないという。 「計画は先が見えないですけどね」と話す三瓶さんだが、「TOKIOへの思い」は揺るがない。 取材に応じた松岡 三瓶さんはかつてメディアの取材に対し、次のように語っていた。 《TOKIOの皆さんが本気で福島の復興を考えてくれているのなら、あの土地を無償で譲ってもいいと私は思っているんだ》(週刊女性PRIME 2021年3月7日配信より) それだけTOKIOへの深い信頼があった。 さらに、6月20日に無期限の活動休止を発表した国分についても次のように思いを述べた。 「国分さんも間違ったことをしたかもしれないが、彼がきちんと謝罪すれば、また一緒にやっていきたい。そう考えているんです。これまでの働きぶりを見てきたから、期待している部分もある。TOKIOはみんないつも真面目で一生懸命だった。 グループとして“TOKIO”は終わったかもしれない。でも、個人として、一緒にスタートを切りたい——そう思っているんです」 6月27日、メンバーの松岡は集まった報道陣に対し、国分の件で謝罪をしたのち、率直な思いを語った。 「城島と自分がこれ以上TOKIOを名乗るわけにはいかないなという判断に至り、解散になりました」 さらにファンに対しても謝罪し、これまで続けてきた福島県への支援については次のように述べた。 「お恥ずかしい話で、それでも城島、松岡は引き続きという声はいただいておりますが、われわれがハイといえる立場ではない。城島ときちんと話し合って、やらなければいけないことも投げ捨てるわけにはいかないので、そこらへんは全うしたい」 そして今後の2人についても問われると「TOKIOという形は終わりました。(中略)城島茂と松岡昌宏とそして無期限休養中の国分太一、彼はどうなるか正直わかりません。ですが、人生は続きます。今すぐどうするかは考えられませんが、時間をかけて、自分自身も見つめながら、行動を起こしていきたい。皆さんの心に余裕がありましたらどうか見守ってほしい」と思いを語った。 TOKIOとしての31年の活動の幕は閉じたが、DASH村という“もう一つの故郷”で懐かしい顔とともに再び彼らが集結する日が来るのかもしれない。三瓶さんはじめ津島地区の住民たちは“息子たち”の里帰りを待っている。 さらに続けて『【独自】国分太一「お忍びで村を訪問」「ジャニーズ問題で奔走」…DASH村住民が明かした「本当の素顔」』を読む。 【あわせて読む】【独自】国分太一「お忍びで村を訪問」「ジャニーズ問題で奔走」…DASH村住民が明かした「本当の素顔」

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