近年、身内だけで静かに見送る「家族葬」を選ぶ人が増えている。インターネットリサーチの株式会社NEXERはこのほど、全国の男女479人を対象に「家族葬」についてのアンケートを実施、結果を公表した。 【調査結果】言葉にタイミング、いろいろ難しいけど、やっぱり一番悩むのは… 家族葬のお布施やマナーを理解できていると思うかについては、「理解できている」と「理解できていない」がほぼ半数に分かれた。特に難しいと感じているのが「金額」で48.0％の人が回答。「添える言葉や文言（20.5％）」「渡すタイミングや方法（17.1％）」などが続いた。 「金額の相場がわかりにくい」「何をどのように伝えればいいのか迷う」「緊張してお焼香すら不安」など、多くの人が不慣れさゆえの戸惑いを抱えていることが分かった。 家族葬に親戚をどこまで呼ぶべきかについては、半数以上が「２親等の親族（兄弟姉妹・祖父母・孫）」と回答。「遠い家柄だと相手が負担を感じるかもしれない（30代女性）」「気を使わずに家族で思い出を話したいため（40代女性）」「大勢呼ぶと家族葬にした意味がない（30代男性）」といった声が寄せられた。 調査では42.6％が喪主経験があると回答。葬儀社の選び方で最も重視したことは「料金がリーズナブルである（23.0％）」だった。次いで「葬儀社の評判や信頼性（21.6％）」「柔軟に対応してもらえる（15.2％）」「事前に見積もりを出してもらえる（14.2％）」などが挙がった。 （よろず～ニュース調査班）
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