熊本県議会議員ら13人が賭けゴルフをした疑いについて、検察審査会による「不起訴不当」の判断を受けて再び捜査していた熊本地方検察庁が、改めて起訴しないことを決めました。 【写真を見る】熊本県議会議員13人の“賭けゴルフ” 不起訴不当で再捜査も『再び全員不起訴』 再び不起訴処分となったのは、自民党に所属、または所属していた県議や元県議、合わせて13人です。 13人は2019年から2023年にかけて、賭けゴルフを繰り返した常習賭博の疑いがあるとして熊本市の女性が警察に告発し、熊本地検は2024年12月、全員を嫌疑不十分で不起訴としました。 しかし女性が処分を不服として審査を申し立て、検察審査会が6月10日付で全員を不起訴不当と議決したことから、検察が再捜査をしていました。 熊本地検は再び不起訴とした理由について「改めて捜査を尽くしたが、13人のうち2人は既に公訴時効が完成していて、残りの11人は起訴するに足る証拠が得られなかった」とコメントしました。 これで13人がこの問題で刑事責任を追及されることはなくなりました。
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