【ミルウォーキー（米ウィスコンシン州）＝帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は７日（日本時間８日）、敵地でのブルワーズ戦に１番指名打者で出場し、４打数２安打だった。 複数安打は９試合ぶり。先発の山本由伸はメジャー自己最短のＫＯとなり、０回２／３を４安打５失点（自責点３）で、７敗目（８勝）を喫した。 ドジャースは１—９で大敗し、５月１６〜１９日以来の４連敗となった。 山本由伸、１回持たず自己最短ＫＯ 前日にオールスター戦のメンバーに初選出されたドジャースの山本が、一回を投げきれず、メジャー自己最短のＫＯとなった。 先頭に二塁打を許し、２番に四球。二死となり、５番ボーンに高めに浮いたスライダーを左中間スタンドに運ばれ、３ランを許した。痛かったのは、この後に安打と四球で走者をためてしまったこと。次打者の遊撃へのゴロをベッツが一塁に悪送球して１失点、さらに安打で１点を失った。 ロバーツ監督がマウンドに向かうと、山本はぼう然とした表情でベンチに戻った。自己最多の８勝目を挙げた前回登板後、「自分のペースで落ち着いていい調整ができている。変わらずコンディションもいい」と話していた山本。一回途中５失点で降板する姿は、周囲も想像できなかったに違いない。
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