「シダマツ」ペアの愛称で知られ、２０２４年のパリ五輪バドミントン女子ダブルスで銅メダルを獲得した志田千陽（２８）と松山奈未（２７）が８日、８月下旬にパリで開催される世界選手権を最後にペアを解消することを発表した。 ２人は所属する再春館製薬所（熊本）で記者会見。志田は「五輪の結果に満足しているものの心残りがあり、女子ダブルスで世界一になりたい」とさらなる高みを目指す意向を示した。 一方、松山は「パリ五輪に人生をかけてこれ以上ないほど努力をしたので、これ以上強くなる自分を想像できない」としたうえで、「志田さんの目標を壊してしまうことが怖く、解消が必要と考えた」と語った。 ２人は所属は変えず、志田は９月から混合ダブルス「ワタガシ」ペアの一人として知られた五十嵐有紗（ＢＩＰＲＯＧＹ）と新たにペアを組むことを明らかにした。松山は現役を続行し、「新たなステージで世界で戦っていきたい」として、近く詳細を発表する予定という。
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