吉沢亮との半端ない「濡れ場」 俳優の吉沢亮(31歳)が主演する公開中の映画『国宝』が、公開初日から6月29日までの公開24日間で、観客動員231万人、興行収入32億円を突破した。その時点で今年公開された邦画実写ナンバー1の興行収入を記録したことを同30日、配給元の東宝が発表している。 同作は、芥川賞作家・吉田修一氏が歌舞伎の世界を舞台に書き上げた小説を、『悪人』『怒り』などの李相日監督が映画化したものだ。 任侠の家に生まれるも、数奇な運命によって歌舞伎界に飛び込んだ主人公・喜久雄(吉沢)と、彼を引き取った家の息子・俊介(横浜流星)が、それぞれの道で芸の道を究めていく姿が描かれている。 同作で一時期、落ちぶれた喜久雄を支える歌舞伎俳優の娘・福田彰子役を森七菜(23歳)が演じている。 「彰子の親は、自分が目をかけてやった喜久雄と娘が身体の関係をもったことを知り喜久雄に激怒。しかし、彰子は親の反対を押し切って喜久雄に寄り添います。 デビュー以来、森さんは清純派女優として売り出されていました。しかし、李監督は男女の欲を劇中で描くに当たり、なかなか激しい濡れ場を盛り込むことが多いのです。そのため、森さんは劇中で吉沢さんと濡れ場を披露していますが、そのことから森さんが女優としてステップアップを果たそうという高い意識がうかがえました」(映画業界関係者) 森は中学時代に地元・大分でスカウトされて、前所属事務所からデビュー。デビュー以来、次々にオーディションを勝ち抜いて役をゲットし、岩井俊二監督(62歳)の映画『ラストレター』('20年)、新海誠監督(52歳)のアニメ映画『天気の子』('22年)のヒロインの声優役などをゲットし一躍脚光を浴びるようになった。 俳優としてのみならず、『ラストレター』の主題歌『カエルノウタ』で歌手としてメジャーデビューも果たすなど、順調に活動をこなしていた。 ところが、'20年末に前所属事務所を退所したとの情報が流れ、'21年1月に入るとインスタグラムが閉鎖。 そして、元々レーベル契約をしていた関係からソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)へ移籍する可能性があるといった内容の報道があったが、同月24日にSMAとエージェント業務提携を結んだことが公式サイトで発表された。 共演者と勝手に写真撮影 「移籍の内幕ですが、森さんは母親と仲が良く母親はいわゆる�ステージママ�として有名な存在。森さんの共演者と勝手に写真を撮ったり、他の事務所のマネージャーら周辺の関係者と連絡先を交換するなどなかなかの奔放な人でした。 そんな中、森の今後を考え、業界のルールを無視してSMAへの移籍話をまとめてしまったのです。当然、前事務所とは揉めましたが、森の母は聞く耳を持たず。話を進めたのですが、SMA側としての『火の粉』が降りかからないように、どの範囲までかは分かりませんが業務提携にとどめたのです。 なので、移籍してからしばらく、関係各所は森の起用を見送っていました。その後、徐々にオファーが入り始めましたが、前の事務所は、母親が動いたとはいえ森の非礼を許せないのではないでしょうか」(テレビ局関係者) ‘23年7月期にはフジテレビの『真夏のシンデレラ』で月9枠に初主演。映画は『四月になれば彼女は』(’24年)、『ファーストキス 1ST KISS』('25年)など話題作に出演。 また、7月1日までに観客動員85万人、興行収入11.6億円を突破した、新型コロナウイルスを事実に基づく物語として描いた『フロントライン』にも出演している。 「移籍してからしばらくは、森さん本人も以前より元気がないように思えたが、今はどの作品にも全力投球して以前のような笑顔が戻った。業界内もすっかり移籍騒動を忘れ去っている」(映画業界関係者) またまた身内が「暴走」しなければいいのだが……。 【こちらも読む】『踊る大捜査線』の最新作に出演しなかった深津絵里が、表舞台から姿を隠す「知られざる事情」 【こちらも読む】『踊る大捜査線』の最新作に出演しなかった深津絵里が、表舞台から姿を隠す「知られざる事情」