きょうも全国的に暑くなり、今年最多32の都府県で熱中症警戒アラートが発表されました。この暑さで、野菜も夏バテしているようです。 Nスタ 「午後1時の渋谷です。多くの人が日傘をさしています」 4日連続で「熱中症警戒アラート」が発表された東京。都心では猛暑日一歩手前の34.7℃まで気温が上がりました。 「サウナですね、サウナにずっといてるような。それにプラス日差しがプラスされているような」 「ずっとホットヨガしているような。歩きながらホットヨガ」 きょうは今年最多を更新する32の都府県で「熱中症警戒アラート」が発表されました。宮城県や岩手県、福島県では今年初です。 連日、危険な暑さが続く中、熊本市内にある中学校では体操服での登校が認められています。 白川中学校の生徒 「制服は長ズボンなので、本当に暑い。体操服の方が動きやすい」 「暑いので、制服には戻りたくない」 なかには日傘をさして登校する生徒も… 36.9℃と、4日連続の猛暑日となった埼玉県熊谷市でも… Nスタ 「午前7時40分です。日傘をさしている児童がいます」 多くの小中学生が日傘をさして登校していました。実は… 小学1年生の親 「今年から日傘は配られなくなった。『自分で用意してください』というふうになった」 熊谷市では、3年前から去年まで市内の全ての小学生に日傘を配布。市によると、「子どもが日傘をさすこと」が徐々に定着してきているということです。 熊谷市民 3歳児の親 「これだけ暑ければ、子どもって地面からも近い、照り返しも怖いし、(日傘を)持たせたいなと」 しかし、子どもが日傘をさすことに不安もあるといいます。 熊谷市民 幼稚園児の親 「振り回したり、視界がさえぎられるので、そこがやっぱり怖いかな」 東京にある「渋谷ロフト」では今年から子ども用の日傘コーナーを設置しました。「視界をふさぐ」という不安を解消する商品も… 渋谷ロフトマネージャー 小原聖雄さん 「一部がビニールの素材で前が見えやすいデザイン。小さなお子様でも前が見えやすいデザインになっているのが特徴」 子ども用の日傘は、年々問い合わせが増えてきているそうです。 きょう、都内にできた人だかり。これは一体? 「ナス?」 「いっぱい入れていいんだって」 「ナスだ〜」 白ナスの詰め放題が429円。こちらの青果店では、きょうから3日間限定で開催。安さの理由は… オイシックス商品本部 農産部 佐藤由梨 部長 「ワケありの白ナスになっていまして、枝がこすれて茶色く色づいてしまったり、生育が大きくなったことで線が入ってしまうような(白ナス)」 規格外の「白ナス」ですが、味はまったく変わりがないといいます。 まずは、こちらの男性が詰め放題に挑戦! 「縦がよさそう」 試行錯誤を繰り返し、袋はパンパンに! 「ありがたいですね、本当」 みなさんが喜ぶ理由。ナスをはじめ、夏野菜の価格が高騰しているんです。農林水産省によると、「キュウリ」1キロあたり368円で、平年の3割以上の高値に。「ナス」「ピーマン」が2割以上、「トマト」は1割以上高くなっています。 野菜の価格高騰が続くなか、注目されているのが、東京・江東区亀戸の商店街。こちらの青果店では、トウモロコシは6本入って410円とあって、次々とお客さんが手に取っていきます。 こちらの方が買ったのは、5キロ入りのジャガイモの大袋。驚きの値段が… ネパール出身 「280円プラス消費税で302円」 さらに、常連さんが買ったのは… 中国出身 「50円」 Nスタ 「50円?1個」 中国出身 「ううん、3個。安いから」 リーフレタスは3個入りで、なんと54円でした。 実は激安なのはここだけではなく、あっちにもこっちにも。 いったいなぜ亀戸は野菜が安いのかというと… 栗田青果 荒井孝典 総括本部長 「八百屋さんとしては商店街では何軒かあるから。多いですね、激戦区ですよ」 そう、亀戸は青果店の激戦区。5店舗ほどが密集するほか、スーパーも点在しているため、価格競争が激化。お得なスポットとなっていました。