10万人に1人という難病『脳動静脈奇形』を患っていて、３月に「准看護師資格」を取得したことを公表していた、俳優の間瀬翔太さんが、自身のブログを更新。 記憶障害で迷子になったことを報告しました。 【写真を見る】【 間瀬翔太 】 記憶障害で「自分の家に帰れない」　迷子に　「普段当たり前に出来ていた事が急に出来なくなってしまう」　10万人に1人の難病【脳動静脈奇形】 間瀬さんは2019年に脳出血を起こし、10万人に1人の割合でしか発症しない難病「脳動静脈奇形」にかかっていることが判明しました。記憶障害や運動機能障害などに見舞われながらも、看護とリハビリを経て「2024年には高卒認定も取得」。さらに、看護師たちに救われた経験から、准看護師を目指したことを、過去のブログで伝えていました。 この日のブログでは、「記憶障害で迷子。」と題し、「皆様おはようございます。実は昨日の夜から今朝にかけて、喘息の発作を起こしていてあまり寝れませんでした。」と投稿。 続けて、「なので今日は自転車で近所の病院に薬を貰いに行きました。無事に病院を出て薬を貰いに行こうとした時に事件が起こりました。」と明かしました。 間瀬さんは、「昔見た様なアニメ？ゲーム？の1シーンの様な物が一瞬頭を過ったんです。皆さんも体験する様な『あれ？今のキャラなんだっけ？いつ見てたアニメだっけ？名前なんだっけ？』みたいな体験ありませんか？正にそれです。」と投稿。 続けて、「ただ、自分はこんな感じになると必ず記憶障害やてんかんを起こすので直ぐに別の行動をして、気絶しない様にしました。そして近くのコンビニの入り口らへんに座り込み、そこから記憶がありません。」と振り返りました。 さらに、「数分てんかんで気を失っていたんだと思いますが今回のはめちゃくちゃタチが悪くて、目が覚めてから今居る場所が全く分からないし、自転車で来た事はわかっているのに自転車がどこにあるか分からない。」当時の状況を説明しました。 間瀬さんは、「メモした訳でも無いし、写真も撮ってないので、自転車まで辿りつけなくなってしまいました。20分くらい探したのかな？もっと探したのかな？よく分からないんですが、記憶が少しづつ戻ってきて【AirTag】の存在を思い出しました。」と投稿。 続けて、「無くさない様に自転車につけてた！！と思って直ぐにiPhoneの探す機能を使って自転車を見つけられました。(なんならスマホもどこに探す機能があるのか見つけるまで時間が掛かりました。記憶障害は、自分の私物なのにまるで他人のスマホを借りてるみたいな気分になります。)」と明かしました。 間瀬さんは、「しかし自転車を見つけたのも束の間、『てか、僕の家はどこよ。』想像以上に今回は、絶望的な記憶障害でした。」と投稿。 続けて、「免許証で自分の住所を調べて、それをまたアプリでナビして。今思えば普段以上に帰宅までの道のりを遠く感じました。そして今向かっているのが本当に自宅なのかのドキドキもありました。」当時の胸中を記しました。 間瀬さんは、「ちなみに何故こんなにしっかりと記憶障害時の記憶があるかというと‥」と綴ると「記憶障害が起きたら必ず動画を撮る様にしているんです。だから動画を見て当時の記憶を思い出しながら、こうしてブログに書いてます。」と記憶障害が起きた時に動画で記録を残していることを明かしました。 間瀬さんは、「本当に記憶障害って、軽い二重人格だと思います。話し方、緊張感、気の使い方も間違いなく僕っぽいんですが、僕はそんな発言した覚えは無いんです。でも記憶障害中の僕は、今の僕の為に、そしてこのブログを見てくれているファンの皆様の為に、動画で【証拠を】残してくれているのかな？と考えています。」と投稿。 続けて、「そして動画の最中に【パニック障害】とも聞こえたので、もしかしたら併発していたのかも。なんか自分が自分にこんな事を言うのも少し変なんですが、『よく頑張ったね。僕を帰宅させてくれてありがとう。』と記憶障害中の自分に対しコメントしました。 間瀬さんは、「本当このブログを見てくれている方達からしたら意味不明かもしれないんですが、本当に事実なんです。数字でいうと記憶が1.2.5.6.8.10みたいな感じで所々抜けていて、普段当たり前に出来ていた事が急に出来なくなってしまうんです。」と投稿。 続けて、「ジュースを買ったのに、缶の開け方が分からなくなってしまったり、警察に助けて貰おうとしても住所や苗字が分からなくて、笑われてしまったり。本当に【当たり前が消えてしまう】病気なんです。」と説明しました。 間瀬さんは、「決してふざけている訳ではなくて、真剣なのに簡単な答えが見つからない。しかも全部記憶がない訳では無く、あくまで所々だからタチが悪い。」と投稿。 最後に、「脳は確実に成長と共に機能が下がっていきます。でも僕の脳の劣化速度は異常なぐらいに早く感じます。辛いな。」と胸中を明かし投稿を締めくくりました。 【担当：芸能情報ステーション】