神奈川県・箱根町の温泉旅館で起きた火事で、木造の“はなれ”などに放火したなどとして逮捕・起訴された男が、去年5月、本館に放火し中にいた従業員を殺害しようとしたとして、再逮捕されました。 この事件はことし、箱根町の温泉旅館「豊栄荘」で新館や木造の“はなれ”に侵入し放火したなどとして元従業員の川崎健一被告（52）が逮捕・起訴されたものです。 この旅館では、去年5月にも本館が全焼し従業員2人がケガする不審火が起きていて、この火事の直前に川崎被告が旅館から解雇を言い渡されていたことなどから、警察が放火事件として川崎被告との関連を調べていました。 本館が燃えた原因は不明のままですが、その後の捜査で、川崎被告が「豊栄荘」の本館に放火した疑いが強まり、さらに、中にいた従業員2人を殺害しようとした疑いがあるとして、警察は15日、川崎被告を再逮捕しました。 川崎容疑者の逮捕はこれで4回目です。 調べに対し川粼容疑者は容疑を否認していて、警察が動機などを詳しく調べています。
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