日産が新型「“スライドドア”バン」発表へ! 全長4.4m「ちょうどイイサイズ」の「商用モデル」2027年度“フルモデルチェンジ”を明言! 「NV200バネット」2026年度の生産終了が決定

日産車体・湘南工場の委託終了に伴い現行「NV200バネット」が26年度中に終了へ  日産は2025年7月15日、経営再建計画「Re:Nissan」における生産拠点の見直しに伴い、小型商用バン「NV200バネット」の生産を2026年度中に終了すると明らかにしました。  なお次期型モデルについては2027年度に導入される予定です。 日産の新型「“スライドドア”バン」どうなる!?[写真は現行型「NV200バネット」] 【画像】超カッコいい! これが日産の小型「“スライドドア”バン」です! 画像で見る(30枚以上)  同日おこなわれた会見では、生産拠点の見直しとして、追浜工場(神奈川県横須賀市)における車両生産を2027年度末に終了することを発表し、大きな話題を集めました。  同工場で現在生産中のコンパクトカー「ノート」「ノートオーラ」については、日産自動車九州(福岡県苅田町)に移管されます。  一方NV200バネットについては、日産グループの日産車体・湘南工場(神奈川県平塚市)へ生産を委託しています。  こちらも2026年度中の生産終了が発表されました。  NV200バネットは、2009年に登場した小型商用車およびワゴン車で、ビジネス用途に加え、個人ユーザーのアウトドアレジャーなど、多目的に使われることを念頭に開発されました。  ボディサイズは、全長4400mm×全幅1695mm×全高1855mm、ホイールベース2725mm(FF)。  ミドルクラスミニバン「セレナ」の全長4690mm×全幅1695mm×全高1870mm、ホイールベース2870mm(FF・X/XVグレード)に比べ、短い全長やホイールベースが特徴で、街中などでの小回り性能にも優れます。  パワートレインは、最高出力113ps、最大トルク150Nmを発揮する1.6リッター直列4気筒DOHC「HR16DE」型ガソリンエンジンを搭載。  FF(前輪駆動)モデルに加え4WDも設定され、トランスミッションはFFがCVT(自動無段変速機)、4WDが4速ATの組み合わせとなります。  デビュー後もたびたびモデル改良を実施しながら、「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」(衝突被害軽減ブレーキ)をはじめとする先進運転支援機能などのアップデートも図られています。  5人乗りの商用バンに加え、5人乗り・3列シートの「16X-2R」と、7人乗り・3列シートの「16X-3R」のワゴンモデルもラインナップ。  加えて、アウトドアレジャーや車中泊需要の盛り上がりに対応し、大人2名が就寝可能なベッドシステムを装備する車中泊仕様「マルチベッド」を設定し、好評を博しました。  さらに2024年12月には、木目をふんだんに盛り込んだ独自内装や、専用シートによる多彩なシートアレンジを可能とした「MYROOM(マイルーム)」も新たに追加されるなど、NV200バネットは現在も多彩なラインナップを揃えています。  なお日産では、次期NV200バネット(後継モデル)について、2027年度に導入することを併せて発表しました。  新型NV200バネットの詳細については、今後改めて公開される予定です。 ※ ※ ※  現在、日産車体・湘南工場で生産中の小型商用バン「AD」の委託生産を2025年10月に終了することが決まっており、NV200バネットの終了によって同工場での日産車の委託生産がすべて終わることになります。  ただし、日産車体九州(福岡県苅田町)での大型SUV「パトロール」や「アルマーダ」、インフィニティ「QX80」、商用バン「キャラバン」などの委託生産は継続する模様です。

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