7月16日、大井競馬場で行われた11R・サンタアニタトロフィー（S3・3歳上・ダ1600m）は、本橋孝太騎乗の7番人気、ランリョウオー（牡7・浦和・小久保智）が快勝した。1.3/4馬身差の2着にゴールドレガシー（牡7・大井・藤田輝信）、3着にライラボンド（牡6・船橋・新井清重）が入った。勝ちタイムは1:39.8（不良）。 　1番人気で矢野貴之騎乗、ティントレット（牡4・大井・荒山勝徳）は10着、2番人気で笹川翼騎乗、ワンダーランド（牡5・船橋・林正人）は12着敗退。 サンタアニタT、勝利ジョッキーコメント 1着　ランリョウオー 本橋孝太騎手 「思い入れの深い馬ですし、最近はなかなか結果が出せていない中で、厩舎の方々がいろいろと工夫して仕上げてくださったおかげで、こうして勝つことができ、本当に嬉しく思っています。装鞍の際に馬の肌の感じが前より良く、中身がすごく良くなっているなと感じました。3〜4コーナーの中間あたりで馬が自らハミを取ってくれたので、馬の気分に合わせていこうと思いました。難しい展開になることはある程度予想していました。スタート後に周りの動きを見ながら判断しようと思っていたので最善とは言えませんが、その中でも良い位置を取れたのではないかと思います。本当にすごい馬ですね。こうして乗せていただけていること自体が幸せですし、これまで何度も大きなレースを勝たせてもらっていて、感謝の気持ちでいっぱいです。サンタアニタトロフィーは、私にとってセイントメモリーと一緒に勝たせていただいた思い出深いレースです。今回、その舞台でまたランリョウオーという馬と一緒に勝つことができ、幸せな一日となりました。これからも応援よろしくお願いいたします」 【画像】ランリョウオーが大井で復活劇…サンタアニタT小久保師「まだまだ頑張れる」 サンタアニタT・ランリョウオーと本橋孝太騎手 (C)東京シティ競馬 小久保智調教師 「嬉しいです。（レースを振り返って）いった馬が引っ張ってくれたので、流れているなと感じていました。期間が空いている間に、1回使おうかなと思ったのですが、まだ回復しきっていなかったので、その時に1回空けたのが良かったのかなと思っています。（次走の予定は）夏は無理せずに、テレ玉杯オーバルスプリントに行ってみようかと今は思っています。まだまだ頑張れると思うので、これからも応援よろしくお願いいたします」 ランリョウオー　36戦13勝 （牡7・浦和・小久保智） 父：パイロ 母：ファビラスタイム 母父：シンボリクリスエス 馬主：糸井政三 生産者：桜井牧場 【全着順】 1着　ランリョウオー　本橋孝太 2着　ゴールドレガシー　吉原寛人 3着　ライラボンド　吉村智洋 4着　エイシンピストン　安藤洋一 5着　イーグルノワール　藤田凌 6着　マースインディ　藤本現暉 7着　ポリゴンウェイヴ　山中悠希 8着　マンダリンヒーロー　野畑凌 9着　メーサンデュラント　御神本訓史 10着　ティントレット　矢野貴之 11着　タイガーチャージ　吉井章 12着　ワンダーランド　笹川翼 13着　グランデマーレ　本村直樹