大阪・関西万博の会場で、夕焼けが見える可能性を予想する「夕焼け情報」を提供している気象情報会社「日本気象」は、開幕から約２か月半の実績をまとめた。 会場から夕焼けが見えたのは、開幕日から６月２３日までの７２日間のうち３６日で、ちょうど２日に１回という結果になった。 同社が予想と実際の夕焼けの発生状況を検証したところ、適中率は７３％だった。 大阪湾に沈む美しい夕日は、会場を訪れた人たちの間で話題となっている。 同社は、太陽の高さや雲の広がりといった気象情報をもとに、日没前に夕焼けが見える可能性を示す「夕焼け指数」を３段階で予想している。会場内のサイネージ（電子看板）では、来場者に向け、「今日夕焼けが見えそう！」「見えないかも」などと表示している。 同社は今月３日から、自社のホームページでも夕焼け情報の提供を始めた。担当者は「予想を参考に、美しい夕焼けを見るチャンスを逃さず楽しんでほしい」と話している。
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