石川県輪島市中心部と郊外の門前地区を結ぶ国道249号「中屋トンネル」。能登半島地震や奥能登豪雨の影響で通行止めが続いていましたが、17日から通行可能となりました。 17日に開通したのは、輪島市中心部と門前地区を結ぶ「中屋トンネル」とその周辺の国道5.5キロです。 中屋トンネルは能登半島地震で崩落し、その復旧工事を終えた直後の去年9月、奥能登豪雨により大規模な土砂崩れが発生。あの豪雨からおよそ10か月、応急復旧が完了し2車線で通行可能となりました。 これで輪島市中心部から門前地区までの車での走行時間は30分ほど短縮されました。 通勤する人 「全然距離と時間が違うので、待ってました。今まで穴水まわりで来て、すごく時間がかかってて不便だった」 能登復興事務所・山本貴司さん 「地震で怖いところもあったかもしれないが、今までより安心して通れるようになった。たくさんの人に使ってほしい」 現在は7か所で仮設の橋を設けていますが今後、新しいトンネルを整備するということです。これにより、輪島市内の国道249号はすべて通行可能になりました。 また、輪島市上山町と門前町浦上を結ぶ県道5キロについても通行可能となりました。
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