7月17日、大井競馬場で行われた11R・優駿スプリント(S2・3歳・ダ1200m)は、笹川翼騎乗の3番人気、ハーフブルー(牝3・大井・鈴木啓之)が快勝した。1馬身差の2着に1番人気のリオンダリーナ(牝3・大井・坂井英光)、3着にフレンドローマ(牡3・大井・上杉昌宏)が入った。勝ちタイムは1:12.3(重)。 2番人気で庄司大輔騎乗、ブライトフラッシュ(牡3・船橋・川島正一)は、7着敗退。 1着 ハーフブルー 笹川翼騎手 「このレースを目標に、北海道から移籍してきた当初から取り組ませていただきました。今日の仕上がりは本当に素晴らしく、ここまで仕上げてくださった厩舎関係者の皆さんに感謝しております。スタートも完璧に決まりましたし、状態も良かったので、自信を持って臨めました。「これで負けたら仕方ない」という気持ちでレースを進めましたが、馬がしっかりと応えてくれて、とても誇らしく思っています。(将来性について)まだ3歳牝馬で、これからの成長が楽しみです。体も一戦一戦良くなっているので、今後の牝馬路線での活躍が楽しみな逸材だと思います。馬も人も暑い中、よく頑張ってくれました。とても嬉しい勝利となりました。これからも精一杯頑張ってまいりますので、引き続き応援よろしくお願いいたします」 【TCK】武豊「ベリーベリー嬉しかった(笑)」 武豊×戸崎圭太×内田博幸爆笑トーク 鈴木師「ほっとしています」 優駿スプリント・ハーフブルーと笹川翼騎手 (C)東京シティ競馬 鈴木啓之調教師 「ほっとしています。無事に勝てて本当に嬉しいです。 (鈴木調教師は2011年第1回優駿スプリントを勝利して重賞4つ目、このあたりはどう感じているか) あれから10年以上経っています。あの馬とこの馬は別なので、また違った意味で調教に関しても色々と工夫しながらここまで来ました。この馬はスタートセンスがあるので、笹川騎手には、今日の馬場状態だとある程度先行していないと厳しいので、まずは行ってくれ、そこから先は任せたと伝えていました。(直線はどのように見ていたか)他にも2頭出走していたので、まずは先頭の馬を見て、それから後の2頭も見ていました。直線半ばで抜け出してからはハーフブルーは勝ったかなと思ったのですが、その後に他の2頭も見ていました。(今日の馬の様子は)いつもと変わらない感じでした。普段からスタッフにも、重賞だからと気負いしないで普段と同じようにと伝えていました。(次走の予定は)ここから先は休養になると思います。その後はオーナーと相談します。僕も乗ったことがあるのですが、マイルくらいまでなら持つのではないかと思っています。今日はハーフブルー号で重賞を勝てました。ありがとうございました。また休養から戻りましたら、応援のほどよろしくお願いいたします」 ハーフブルー 12戦5勝 (牝3・大井・鈴木啓之) 父:サンダースノー 母:アラモアナビーチ 母父:シニスターミニスター 馬主:菊地博 生産者:幌村牧場 【全着順】 1着 ハーフブルー 笹川翼 2着 リオンダリーナ 西啓太 3着 フレンドローマ 矢野貴之 4着 フィエレッツァ 吉原寛人 5着 タツノキングオー 本田正重 6着 コーラルキング 吉井章 7着 ブライトフラッシュ 庄司大輔 8着 ランベリー 菅原涼太 9着 ハセノブライアン 本橋孝太 10着 カンノンミカヅキ 池谷匠翔 11着 キエティスム 山本政聡 12着 フリーダム 和田譲治 13着 ジューンドラゴン 達城龍次 14着 パンクビート 山中悠希 15着 ジョイフルロック 御神本訓史 16着 リヴェルベロ 木間塚龍馬