与野党１０党首は１７日間の選挙期間中、全国で支持を訴えた。 １０人の遊説距離を読売新聞社が独自集計したところ、地球３周分（１周約４万キロ）相当の１１万８７４３キロに及んだ。 石破首相（自民党総裁）は改選定数１の「１人区」や接戦区の３２都府県で遊説した。移動距離は２万２１０５キロに上り、１０党首でトップだった。公明党の斉藤代表は候補を擁立した埼玉など５府県に複数回入った。 立憲民主党の野田代表は２位の１万５１５５キロ。接戦の北関東など保守地盤で支持拡大を図った。日本維新の会の吉村代表（大阪府知事）は関西と東京が中心。共産党の田村委員長は京都を３回訪れるなど、候補者のいる選挙区を重視した。 国民民主党の玉木代表は首都圏や大阪など都市部での活動が多かった。れいわ新選組の山本代表は３７都道府県、参政党の神谷代表は全４７都道府県で演説した。社民党の福島党首は候補を擁立した東京、埼玉、日本保守党の百田代表は東京や大阪が目立った。 ◇ 遊説距離は各党への取材を基に、遊説場所を直線で結んで算出した。同一市町村内や東京２３区内など近距離の移動、公務などは加算しなかった。
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