「女性のひとり旅」や「ソロウェディングフォト」など進化する“ソロ活”。その活動場所はテーマパークにも広がっています。ソロ活密着第3弾「ひとりUSJ」の魅力とは? 【写真を見る】ソロ活密着「ひとりUSJ」“カフェ感覚”に“ショー無限ループ”ソロだからこその楽しみ方【THE TIME,】 年パスで「2〜3時間」ほぼ毎日 毎年大人気の”びしょ濡れパレード”など、7月から夏のイベントも始まり連日大賑わいの『ユニバーサル・スタジオ・ジャパン』(大阪市)。 パーク内では“ひとりで”という人にも多く出会いました。 「ひとりでよく来る。週に2〜3回」(20代女性) 「ひとりだけど、周りの人もすごく楽しんでいる様子で自分も元気になる」(50代男性) 一体どんなところが魅力なのか?4人の「ひとりUSJ」に密着し、それぞれの楽しみ方を探ってみました。 朝8時、開園と同時に1人でやってきたのは大阪に住むコスケさん(39歳・男性)。 コスケさん: 「まずはジョーズに乗ります。毎回来て“朝ジョーズ”と呼んで楽しんでいる。ひとりだと端に乗れることが多いから、迫力満点のジョーズに会えたり水に濡れたりめっちゃ楽しめる」 そして、この日1番楽しみにしていたのが、夏限定の「NO LIMIT!!サマー・スプラッシュ・パレード」。 ずぶ濡れになりながら存分に楽しんだら…今日は終了。仕事があるため帰るとのことですが、時刻はまだ12時。わずか4時間で帰るのはチケット代がもったいない気もしますが… コスケさん: 「年間パスを持っているので、数時間だけでも遊べちゃう」 そう、「年間パス」(グランロイヤル・12歳以上大人:4万8800円)が「ひとりUSJ」の強い味方。1日券が8900円〜なので、年に6回来園すれば元が取れるお得パスで、コスケさんも年間パスを活用し、ほぼ毎日来園しているといいます。 コラボ&期間限定「カフェに行く感覚」 「予定の前後に、お散歩感覚で来てる」というのは、りなさん(23歳・女性)。 この日最初のお目当ては「期間限定のケーキ」です。 USJには、様々なグルメを始め期間限定のスイーツなども盛りだくさん。2025年夏限定の「レモンとマスカルポーネのケーキ」(ビバリーヒルズ・ブランジェリー/900円)を堪能しました。 その後、大ヒット映画『ウィキッド ふたりの魔女』とコラボした期間限定のチュロス「ウィキッド・チュリトス〜ピーナッツバター・フレーバー〜」(750円)も購入。 アトラクションには全く乗らず、滞在時間は毎回3時間ほどだといいます。 りなさん: 「カフェに来るような感覚で行くことが多いかな。キャラクターとコラボしていたり、期間限定で味が変わったりするから飽きない」 そう、近年USJは“人気の映画やアニメ作品とのコラボ”に力を入れているため、コラボ目当てに「推し活」をしにくるおひとりさまの需要も高まっているといいます。 1つのショーを「無限ループ」 週に1回来園しているという、真鍋琳久さん(24歳・男性)の楽しみ方も独特。 パークに入り真っ先に向かったのは、「ウォーターワールド」。 観客席により近い距離でのアクロバティックなスタント、熱風と火柱に圧倒される演出など、映画そのままの壮絶スタントに息をのむ人気のショーです。 真鍋さん: 「幼稚園くらいから大好きで欠かさず行っている。ドキドキハラハラするところが魅力的」 ショーを観賞した後は、グッズを探索すること30分。 そして向かったのが…「ウォーターワールドに、また行きます」(真鍋さん) なんと、ウォーターワールドをおかわり。そして昼食後は…またまたウォーターワールドと、この日全3回の上演をコンプリートです。なぜ同じショーを何回も? 真鍋さん: 「やっぱり人が演じているので、表情だったりちょっとした動きが毎回違うので飽きない」 エリア限定で「ワールド堪能」 マリオシリーズの大ファンだというカトユさん(31歳・男性)の「ひとりUSJ」は、“エリア限定”の楽しみ方。 カトユさん: 「スーパー・ニンテンドー・ワールドだけのために来た。マリオカート〜クッパの挑戦状〜に乗っていきたいと思います!」 アトラクションはもちろん、買い物や夕食を楽しむのも、このエリア内だけ。ひとりでも、「全然寂しくない」と話します。 カトユさん: 「スーパー・ニンテンドー・ワールドにずっといてもいいし、誰にも気を遣うことなく遊ぶことができるのがひとりUSJの魅力かなと思う」 ひとりで思う存分好きなものを堪能。この夏、新たな「ソロ活」にチャレンジするのもいいかもしれません。 (THE TIME,2025年7月18日放送より)