参院選の投票率が15年ぶりに50%台後半…全都道府県で前回選を上回る

 総務省は21日、参院選の投票率(選挙区選)が58・51%で確定したと発表した。  前回2022年参院選(52・05%)を6・46ポイント上回り、参院選では10年(57・92%)以来、15年ぶりに50%台後半に達した。  投票率は全ての都道府県で前回選を上回った。上昇幅が最も大きかったのは、石川県(58・69%)の12・28ポイント増で、熊本県(59・03%)の9・91ポイント増が続いた。投票率が最も高かったのは山形県の62・55%で、最も低かったのは、高知県と合区選挙区の徳島県(50・48%)だった。  男女別では、男性は59・27%と前回選より7ポイント上がり、女性は同5・96ポイント増の57・80%だった。 ◇  総務省は21日、期日前投票者数に誤りがあったとして訂正した。4〜18日の中間状況(19日発表)は2145万199人に再修正。最終結果(20日発表)では、全体の利用者数を2618万2089人(速報値)とした。

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