全国高校野球選手権埼玉大会は２１日、県営大宮球場など３球場で５回戦８試合が行われ、８強が決まった。 昨秋の県大会で準優勝の西武台は、４強の春日部共栄を延長タイブレイクの末に下した。大宮北は１９７３年以来の８強を目指したが、聖望学園に逆転負けを喫した。準々決勝４試合は２３日、県営大宮球場とレジスタ大宮球場で行われる。 聖望学園１３−１２大宮北 両チーム計３０安打の乱打戦 大宮北は、５２年ぶりの８強をかけて聖望学園と約３時間の熱戦を繰り広げたが、一歩及ばなかった。 両チームで計３０安打、２５得点の乱打戦となった。大宮北は、７番の柴田大悟選手（３年）が初回に２点本塁打を放つなど連打で得点を重ね、一時はリードを９点差まで広げた。 １点リードで迎えた八回、近藤翼選手（３年）の２点適時打で逆転を許し、惜敗した。試合後、伊藤は目を真っ赤にしながら、「強豪私学打倒を目標にしてきた。悔しい気持ちでいっぱい」とつぶやいた。
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