地震が続く鹿児島県の十島村では、今月17日以降、震度4以上の揺れが観測されておらず、村は25日のフェリーで島に戻るかどうか、避難者の希望を聞くことを明らかにしました。 先月から地震が続く十島村では、これまでに悪石島から56人、小宝島から15人が島の外に避難していました。 しかし、今月17日から希望者が島に戻っているほか、夏休みに入り、県外などに帰省した人もいて、現在は、9人が鹿児島市で避難生活を続けています。 十島村は震度4以上の揺れが5日間観測されなければ、希望者を帰島させる方針を示していて、今月17日から21日までの5日間、震度4以上の揺れは観測されませんでした。 そのため、十島村は今月25日に鹿児島港を出港するフェリーで島に戻るかどうか、避難者の希望を聞くことを明らかにしました。 今後、希望者の人数を把握し、フェリー代などを支援する方針です。 また、十島村は悪石島と小宝島の全世帯を対象に、給付金の支給の検討を始めたということです。主に、ふるさと納税による災害支援金を給付金に充てる方針で、できるだけ早い段階での給付を目指すとしています。
もっと
