14歳男子中学生が無免許運転で事故! 少女2人怪我放置で逃走も翌日逮捕!? 何があった? 先月に無免女性による事故2件も【元警察官が解説 】

「子どもがしたことだからでは済まされない」「厳罰でお願いします」など厳しい意見も  2025年7月17日午後6時半頃、岐阜県大垣市において14歳の男子中学生が無免許で軽自動車を運転して道路のガードパイプに衝突し、同乗していた少女2人にケガをさせる事故が発生しました。  インターネット上では驚きの声が多数寄せられていますが、一体どのような事案だったのでしょうか。 14歳男子中学生が無免許運転で事故! 少女2人怪我放置で逃走も翌日逮捕!? 何があった?(画像はイメージ/フォトAC) 【画像】「すげぇぇぇぇ!」これが超激レアな「最強免許」です! 画像で見る(22枚)  乗っていた10代の女性が頭の骨を折る重傷を負ったほか、もう1人の女子中学生が背部に軽いケガをしたものの、運転していた男子中学生は同乗者を救護することなくその場から逃走しました。  軽自動車にはほかにも中学生の男女3人がおり、合計6人が乗車していたということです。  なお軽自動車は男子中学生の母親のもので、17日に「息子が家出したけど、クルマがなくなっている」と母親が警察に行方不明届を出していました。  事故の直前には覆面パトカーが手配されている軽自動車を発見して追跡していましたが約1.5キロ先で断念しており、その約1.4キロ先で事故が発生しました。  岐阜県警は翌18日、逃走した男子中学生を自動車運転処罰法違反(無免許過失運転致傷)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕しています。  警察によると、男子中学生自身も軽傷を負っており、容疑を認めています。  ちなみに道路交通法第72条第1項では交通事故が起きた場合の措置について定めており、車両の運転者や同乗者は以下のような対応をとらなければなりません。 ーーー ○ 直ちに車両の運転を停止する ○ 負傷者を救護する ○ 車両の破片といった邪魔なものを取り除く、他の通行車両に事故を知らせるなど、道路における危険防止措置を講じる ○ 警察に交通事故の発生日時や場所、負傷者の数、負傷の程度などを報告する ーーー  この規定により、今回の男子中学生のように負傷者を救護せずに逃走した場合は救護義務違反(ひき逃げ)として検挙されます。  上記のニュースに対してはインターネット上で「同乗の仲間が大ケガをしたにも関わらず、放置して逃亡するとは末恐ろしい中学生だ」「中学生ならクルマの運転に免許がいる事は分かっていると思いますが、なぜ運転したのだろうか?」など、驚きの声が多数寄せられています。  さらに「子どもがしたことだからでは済まされない」「こういう事故を起こす少年は向こう十数年は免許取得ができないような措置を講じるべき」「厳罰でお願いします」など、厳しい処分を求める声も上がっています。  加えて、「同乗者も無免許なの知っていたよね?」「親のクルマを持ち出した子も悪いけれども、運転を焚きつけるような発言とか同乗者からはなかったのだろうか。まずは止めようよ」など、同乗者にも責任があるとする意見が聞かれました。 ドライバーが無免許と知りながら車両に同乗した場合は?どうなる?  実はドライバーが無免許と知りながら車両に同乗した場合は「無免許運転ほう助」に当たり、2年以下の懲役または30万円以下の罰金を受ける可能性があります。  たとえ未成年であっても何らかの処分を受けるケースが想定されることから、安易な気持ちで同乗しないことが重要です。 ドライバーが無免許と知りながら車両に同乗した場合は?どうなる? ※ ※ ※  2025年6月には奈良県橿原市で無免許の17歳の女性が電柱に衝突して田んぼに転落、同乗していた10代の5人が重軽傷を負う事故が発生。  また同じく6月にも、熊本県菊池郡菊陽町において15歳の女子高校生が無免許運転をしたとして逮捕される事案が起きています。  状況によっては保護者が治療費や修理代などの損害賠償をおこなわなければならないケースもあるため、車両の管理方法にも注意が必要といえるでしょう。

もっと
Recommendations

新「“FR”スポーツカー」初公開! 全長4.5mの“メーカー最小ボディ”で「680馬力」! 馬力アップ&専用の「豪華装備」もカッコイイ! アストンマーティン「ヴァンテージ S」英国に登場!

高性能モデル「S」発表!2025年7月9日、アストンマーティンは高性能…

マツダの「”ミッドシップ”スポーツ」がスゴかった! 全長4.7m級の「”880kg”超軽量ボディ」でめちゃ楽しそう! 600馬力超えの架空マシン「LM55 VGT」どんなモデルだった?

「ル・マン24時間レース」での完全勝利を見据えて作ったモデルだという

「何でも屋じゃありません」 東京消防庁が“緊急”の呼びかけ!? 救急要請「過去最多」で救急車“フル稼働”の大ピンチ! 実際にあった「全く緊急じゃない119番」多発で理解を呼びかけ

なんでもかんでも「救急車」呼ばないでください東京消防庁は2025年7…

新車183万円! ダイハツ本気の「AWDスポーツカー」があった! パワフルな「ターボ×専用エンジン」搭載! ド迫力ボディを“5速MT”で操る辛口モデル「ブーンX4」とは

エンジンは「KJ-VET型」で、ベースより排気量が大きくダウンしている

新型「コンパクトSUV」に反響集まる! 「コンパクトなのに室内が広くてびっくり」「コスパ高い」の声も! 「大人2人寝れる」フラット内装&“斬新デザイン”が特徴のヒョンデ「インスター」に熱視線!

納車も進んでいる新型「コンパクトSUV」に反響集まる!2025年1月か…

トヨタ“新”「“超すごい”4WDスポーツカー」世界初公開へ! 画期的「エンジン」搭載のスーパーマシン! 迫力エアロもイイ「GRヤリス Rally2 H2 Concept」欧州で登場へ

今夏開催のWRC第9戦「ラリー・フィンランド」で走行するという

ホンダ・シビック・タイプRよりも良いホットハッチはあるだろうか? 憧れたFN2 英国記者の視点

夢にまで見たタイプR欧州では生産終了へ筆者(英国人)は、とても幸…

全長約5.3m!トヨタ「“新”最大3列シートSUV」発表! 鮮烈“バケツ”ブルー&豪華「新レザー内装」採用! 約1300万円で「めちゃけん引」できる「新セコイア」米国で登場

新色設定&内装の質感を向上…トヨタの北米法人は2025年7月22日、フ…

日産「GT-R」8月に生産終了 夢の「国産スーパースポーツカー」再び消滅へ

「最後のGT-R」 争奪戦を勝ち抜いた人とは2024年3月、日産からスー…

トヨタ新「タンドラ」発表! 超豪華な「プレミアムレザーシート」&新色の「鮮烈ブルー」採用! 120Lの巨大ガソリンタンク搭載した「2026年モデル」米国で登場!

鮮烈ブルーの新色追加や豪華なプレミアムレザーシート採用!トヨタ…

loading...