トヨタ新型「ハリアー」いつ登場!? サイズはそのまま? 高性能モデルもあり? ハイブリッド1本化? 次期型「大人気SUV」どんなクルマになるのか

新型ハリアーどんなクルマに? いつ登場?  トヨタ「ハリアー」は、トヨタの日本国内マーケットにおいて重要な車種の1台。現行型のデビューは2020年6月ですから、いよいよ丸5年が経過し、そろそろ次期型が気になるタイミングとなってきました。  新型ハリアーどうなる!?  何を隠そう、次期型ハリアーを推察するうえでヒントとなるクルマが存在します。それは「RAV4」。 【画像】超カッコイイ! トヨタ「新型ハリアーCG」を画像で見る(40枚)  ご存じの通りRAV4はハリアーとプラットフォームやフロアといった車体の基本設計からパワートレインに至るまで、広範囲でハードウェアが供用される、兄弟と言っていい存在なのです。  そんなRAV4は先日、次期型がお披露目されました。国内販売はまだ先となるようですが、一部の情報は明らかになっています。そんな次期RAV4の情報をベースに次期ハリアーについて推測してみましょう。  まずプラットフォームは現行モデルに使われている「GA-K」が継承される可能性が高そうです。RAV4では現行モデルと次期型の車体サイズが高さを除いて同寸であることから考えると、バルクヘッド(エンジンルームと室内の隔壁)以降のフロアも現行型から変わらないかもしれません。  次期型RAV4のポイントのひとつといえるのが、車体サイズは全高を除き現行モデルと変わらないことです。  となればハリアーに関してもRAV4同様に次期型も大きくは変わらないと考えるのが自然でしょう。  現行型ハリアーの車体サイズは全長4740mm×全幅1855mm。日本国内マーケットが中心となるクルマ(現行型は北米でもたくさん売る見込みだったが期待ほどのヒットとはいかなかった)であり、日本の道路環境とミドルクラスSUVに期待される大きさ考えるとこれ以上のサイズアップは国内市場からブーイングを浴びる可能性があります。  いっぽうで大きく変わりそうなのがパワートレインの構成。  次期型RAV4の日本仕様は、日本向けはガソリン車が廃止された「カローラ」や「カローラクロス」に続き、ハイブリッドだけとなることが明らかになっています(海外向けにはガソリンも存在すると思われる)。  ハリアーも次期型はそれに準じると考えるのが自然。残念ながらそれに従い車両価格レンジも上昇するのは避けられなさそうにありません。  ただ、もしかするとハイブリッドの「同グレード」の価格は現状維持、もしくは値下げの可能性もあります。そのヒントはガソリン車が廃止されたカローラにあります。  ガソリン車廃止と同時にセダン「ハイブリッド X」の価格は装備を変更することなく従来の241万円8600円から227万9200円へと値下げされました。  これはハイブリッドのコストダウンが進んだことなど企業努力の結果と考えられますが、ハリアーも同様に値下げ、もしくは装備を充実させたうえで価格キープながら「装備上昇分を鑑みれば実質値下げ」になればライバル勢に対する大きなアドバンテージとなるでしょう。  ちなみに2024年通年のハリアーの実績をみると、ガソリン車の販売台数が2万3900台なのに対し、ハイブリッドは3万8920台、プラグインハイブリッドは1360台販売されました。  ガソリン車のボリュームも少なくはありませんが、いまやハイブリッドのほうがメジャーなのです。  プラグインハイブリッドモデルに関しては次期RAV4において「第6世代ハイブリッドをベースにしたシステムをトヨタ初搭載し、EV航続距離は従来の95kmから150kmまで延長」とのこと。次期ハリアーのプラグインハイブリッドもそれに準じるのは間違いないでしょう。  次期RAV4のハイブリッドに関してトヨタは「トランスアクスル、パワーコントロールユニット、電池等の改良により、モーター出力を向上。シームレスな加速感に加え、軽やかな出足とダイレクトな駆動力レスポンスを実現」と説明します。  もちろん、ラギッドな内外装デザインで力強さや無骨さを強調するRAV4に対し、ハリアーはエレガントで都会的そして高級という方向性は変わらないでしょう。  現行モデルでも定評のあるインテリアの上質感はハリアーのおおきなアピールポイントなので、新型はさらに磨きがかかるはずです。  気になるデビュー時期は、ハリアーの国内正式発売から1年後、つまり2026年冬から2027年の春頃と予測します。

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