２６日午前６時時点で宮古島の西南西約３０キロを時速約４５キロで北へ進んでいた台風８号は午前９時に熱帯低気圧になった。 中心は先島諸島を抜け、時速約３５キロで北北東へ進行。中心の気圧は午前６時時点の９９４ヘクト・パスカルから９９６ヘクト・パスカルになった。 一方、気象庁が同日朝に発表した気象情報によると、九州南部・奄美地方では雷を伴い非常に激しい雨が降り、沖縄地方でも雷を伴った激しい雨が予想される。 日本の東の高気圧の縁を回る暖かく湿った空気などの影響とも相まって、大気の状態が非常に不安定になるためという。 ２６日午前６時から２７日午前６時までに予想される２４時間降水量は多い所で、九州南部３００ミリ、奄美地方１５０ミリ、沖縄地方８０ミリ。 鹿児島県（奄美地方を除く）では、２６日夜遅くにかけて、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があるとしている。
もっと
