新型車両E8系の故障で6月中旬からダイヤが大幅に乱れていた山形新幹線は1日、全ての列車が東京までの直通運転を再開しました。これにより福島で乗り換える必要がなくなりました。 山形新幹線「つばさ」は今年6月17日、新型車両E8系の一部の列車で故障が発生し、この影響で、ほとんどの列車が福島駅での折り返し運転となり、東京方面に向かうには、福島駅での乗り換えが必要となっていました。 JR東日本は、故障が発生しなかったE8系6編成に加えて、E3系6編成を使い、1日から新庄・山形と東京の間の直通運転を再開しました。これでダイヤは、ほぼ通常に戻り、福島駅で乗り換える必要がなくなります。 乗客「（これまで東京に）行くときは（福島駅で）階段を上下するので大変だった。段違いで手間が違うので、直通になって良かった」「JRも大変だったと思うので、復活して良かったという気持ちが大きい」 1日は車両の運用の関係で上り2本、下り1本が運休となりますが、2日からは通常通りのダイヤに戻る予定です。 一方、お盆期間中の臨時列車は例年に比べ、1日あたり6本から9本少なくなる予定で、JRは奥羽線の臨時列車や、仙山線の車両を増やす対応を取ることにしています。
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