「えっ…!便利すぎる!」最近のクルマの「スマートキー」でできる機能がスゴイ! ボタンひとつで遠隔駐車や盗難対策にも有効!

ドア施錠・開錠以外の便利機能!  かつては、クルマの鍵をポケットやバッグの中から探し出しては、クルマのドアを開けたりエンジンを始動したりするのが当たり前でした。  しかし現在では、スマートキーの普及により、そんな煩わしさは過去のものとなりつつあります。 トヨタ「ランドクルーザー300」のスマートキー 【画像】便利すぎる!最新の「スマートキー」を画像で見る!(22枚)  スマートキーを携帯していれば、ドアハンドルに触れるだけでロックやアンロックが可能になります。  キーそのものを操作する必要はなく、クルマの各所に内蔵されたアンテナがキーから発せられる微弱な電波を受信し、クルマが自動的に所有者を認証します。  エンジン始動も同様で、キーを差し込んで回す必要はありません。キーの信号を感知すれば、ボタンひとつで始動できる仕組みです。  ちなみにこのスマートキー、自動車メーカーごとに名称が異なります。トヨタでは「スマートエントリー&スタートシステム」、日産では「インテリジェントキー」と呼ばれています。  スマートキーが進化したことで、各メーカーは独自の付加機能を搭載するようになっています。  たとえば三菱「アウトランダー」には、運転席ドアのみを解錠し、他のドアはロックしたままにすることで不審者の侵入を防止する仕組みがあります。  トヨタ「ヴォクシー」などのミニバンでは、荷物の積み下ろし時に便利なリアゲートだけを個別に開け閉めできる機能を採用。  ミニバン系ではスマートキーのボタンでスライドドアの開閉ができ、同乗者への気配りや利便性を高めています。  また、トヨタの一部車種ではスマートキーから遠隔でエアコンを操作することも可能です。夏の暑いときや冬の寒いときなどで、乗車前に快適な室内環境温度にすることができます。  ホンダ「ヴェゼル」などでは、窓の開閉までもスマートキーで遠隔操作できます。ロックボタン長押しでパワーウィンドウを閉めたり、アンロック長押しで開けたりと、夏場の換気やうっかり閉め忘れたときにも安心です。  さらに、ホンダ「ZR-V」などに搭載されている「メモリーシート機能」では、スマートキーごとに運転席のシートポジションを記憶。複数のドライバーで使い分ける際に、毎回調整する手間が省けます。  そして最新の技術として注目されているのが、日産「アリア」に搭載された「プロパイロット リモートパーキング」です。専用のスマートキーから車両を前進・後退することができるため、狭い駐車スペースにも車外から安全に入庫できます。 スマートキーにもセキュリティの盲点が…  このように便利さが際立つスマートキーですが、同時に「リレーアタック」と呼ばれる盗難手口も登場しています。これは、スマートキーの微弱電波を中継することで、クルマの近くにキーがあると車両に誤認させて解錠してしまうという手法です。 便利なスマートキーにも弱点がある  この対策として、トヨタの一部車種では「節電モード」が用意されています。  これはロックボタンを押しながらアンロックを2回押すことで、キーからの電波発信を一時的に停止できるという機能で、防犯と電池節約の両面で効果があります。  なにより、スマートキーの電池が切れてしまうと、通常の遠隔操作は使えなくなります。  ただし、スマートキーには物理的な「メカニカルキー」が内蔵されており、これを取り出してドアのカギ穴に差し込むことでドアの解錠が可能です。  また、エンジン始動に関しても、スタートボタンの近くにキーをかざすことで、電波が微弱でも認証され、始動できる車種がほとんどです。  ただし車種によってはドアのキー穴が助手席側だけにある、カバーで隠れているなど、少し特殊な構造もあるため、あらかじめ確認しておくと安心です。 ※ ※ ※  近年ではスマートフォンアプリと連携したロック解除や、エンジン始動機能を備えるモデルも登場しており、「物理的なカギ」はさらに使われなくなっていく傾向にあります。  この先、10年・20年後には「キーそのものが存在しない」クルマも一般的になるかもしれません。便利と安全の両立が求められるスマートキーの進化は、これからも目が離せません。

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