ヤ軍監督が怒り…“問題児”の凡ミスに「いいとはならない」 痛恨の走塁死に禁止用語連発

110試合で61失策…ブーン監督「あと2か月ある。急ぐべきだ」 【MLB】マーリンズ 2ー0 ヤンキース(日本時間3日・マイアミ)  ヤンキースのブーン監督が、ミスが多発しているチームの現状に怒りを口にした。ここまで110試合で61失策は、ア・リーグ東地区で2番目に多い。2日(日本時間3日)のマーリンズ戦でも、一塁走者だったジャズ・チザムJr.内野手が平凡な二飛に戻れず一塁でアウトになる凡ミスを犯していた。  米メディア「ジョムボーイ・メディア」のヤンキース専門アカウント「トーキン・ヤンクス」で、記者からチームが走塁ミスを繰り返していることについて聞かれた指揮官は「走塁ミスはいくつかは出るものだ。ほかのチームより(守備で相手の)進塁時や塁上でいくつかのアウトを取っていないというような議論はしない。それは真実ではないと思う。先週色々調べたし、今後もまた調べる」と首を横に振った。  しかし「ヤンキースの一員で、負けていて、ミスをしたら……今さっき起きたことを見てくれ。しょっちゅう起きていることだからといって、ミスをしていいことにはならない。我々ができる限りクリーンで完璧なプレーをしなければならないことは明らかだ。間違った捉え方をしてほしくない。『いやいや、別にいい』とはならない。良くない」と徐々に言葉に力が込められた。  そして放送禁止用語を発しつつ「例えばとても良いチームで、締まっているチームが進塁しようとしてミスをしたり、たまたまアウトになったり、(野手が)エラーをしたとしても、我々は今よりもいいプレーをしなくてはならない。そこを間違った捉え方をしてほしくない。いいか?」と呼びかけた。  7月23日(同24日)のブルージェイズ戦では、1勝1敗で迎えたカード3戦目に1試合4失策を犯して4-8で敗れた。地区ライバルとの一戦で起きたまさかの事態で、この時点で首位のブルージェイズとは4ゲーム差に開いた。チザムJr.は今季11個目の送球エラーを犯していた。  ブーン監督は「先月トロントの試合でエラーをいくつも犯した。それが勝敗を分けた。それが語られてしまう。我々はもっといいプレーをしなければならない、その一言だ。非常にいい選手たちがいて、非常にいいチームだと思う。まだ潜在能力を活かしきれていない。そこにたどり着かなければならない。あと2か月ある。急ぐべきだ」と焦りをにじませた。(Full-Count編集部)

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