結婚しない・できない人がこんなに増えている…「ひとり世帯」が一番多い「驚くべき事態」

じつは、いつの間にか日本は「単独(ひとり)世帯が一番多い」国になっていたことをご存知でしょうか。 今、ひとり世帯の現代人が密かに気になっている「ひとりで死んだらどうなるのか?」「死ぬ前に何をしておけばいいのか?」「死亡届の「届出人」は誰がなるのか?」「引き取り手のない遺体はどうなるのか?」…… 注目の新書『おひとりさま時代の死に方』では、意外と知らない制度のことから誰にも聞けない悩みまで、国内外メディアから取材殺到の第一人者がぜんぶ答えます! 【推薦、続々!】 樋口恵子さん「この本を読めば、ひとりでも幸せに死んでいける!みんなが安心できる本です」 高橋源一郎さん「人は誰もが死ぬ。ぼくもあなたも。わかっているのはそれだけ。どうやって? どんなふうに? ならば井上さんに訊ねよう。きっとすべてを教えてくれるから」 (本記事は、井上治代『おひとりさま時代の死に方』の一部を抜粋・編集したものです) 生涯未婚率・単独世帯の増大 近年、“おひとりさま”問題がクローズアップされるようになってきた。 生涯未婚率は男女ともに1990年頃から数値が急上昇している(図表3)。 1920年から1950年までは男女ともに約2%以下でほぼ差が見られず、1960年以降は女性の生涯未婚率が男性を上回っていた。ところが、1985年に男女がほぼ同じになり、1990年に逆転。2025年以降の予測によると、男性の生涯未婚率は2040年にはほぼ3割、女性も2割弱と推計されている。 「単独(ひとり)世帯」の割合は、2005年の国勢調査では、わずかな差で「夫婦と子どもから成る世帯」に続く2位であったが、2010年調査で逆転し32.4%で1位となった。2020年は38.0%、(これ以降、推計値)2025年は40.1%、2030年で41.6%、2040年には43.5%で、65歳以上の単独世帯数は1041万世帯となる見込みである(国立社会保障・人口問題研究所の2024年推計)(図表4)。 日本の家族で「ひとり世帯」が一番多いというのは、過去に例のない驚くべき事態である。 つづく「じつは、「喪主を確保できない人々」が増加している「日本の現実」」では、おひとりさまが増える社会で何が問題になるのか。社会福祉や医療費の不足、労働者不足だけでないその実態について迫っていく。 【つづきを読む】じつは、「喪主を確保できない人々」が増加している「日本の現実」

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