スバル新型「SUV」26年発売へ! トヨタ「C-HR」の兄弟車!? 全長4.5mの“ちょうどいいサイズ”×パワフルユニット搭載! 新型「アンチャーテッド」米国仕様どんなモデル?

全長4.5mの“ちょうどいいサイズ”×パワフルユニット搭載!  2025年7月18日、スバルは米国・ニューヨークにて新型BEV(バッテリー式電気自動車)の「アンチャーテッド(UNCHARTED)」を世界初公開しました。  この新型アンチャーテッドは、スバルとしては「ソルテラ」そして「トレイルシーカー」に続く3台目の量産BEVです。 スバル新型「アンチャーテッド」 【画像】超カッコいい! これがスバル・トヨタの「最新SUV」です!(30枚以上)  日本でも販売しているソルテラを軸に考えると、トレイルシーカーは「ソルテラのリヤオーバーハングを伸ばしてラゲッジスペースを拡大したモデル」、そしてアンチャーテッドは「ソルテラよりもコンパクトなモデル」となります。  スバルによるとアンチャーテッドの全長は「ソルテラ(4690mm)よりも170mm短い」とのことなので4.5m強前後だと推察できます。同社の「クロストレック」(全長4480mm)よりも少し大きいくらいの車体サイズをイメージすればいいでしょう。 「UNCHARTED」という車名は、「地図に載っていない、未知の」を意味しており、「行ったことのない場所へも気軽に出かけ、自分の世界を広げてほしいという想いを込めている」そうです。  駆動方式はFWD(前輪駆動)とAWD(4輪駆動)をラインナップ。システム最大出力はFWDモデルが221馬力、AWDモデルが338馬力(いずれも開発時点での試算値)というからかなりパワフルな走りを期待できます。  そして巡航性能は、74.7kWhの大容量リチウムイオンバッテリーを採用したFWDモデルが約480km以上、AWDモデルが約420km以上の航続距離を確保。  この数字はスバルによると「米国向け仕様の開発時における試算値」とのことですが、米国の計測モードは日本のカタログ記載値であるWLTCモードに比べて条件が厳しいものなので、この数値は実際の走行に近いものとなるでしょう。  また、充電時にバッテリーの温度をコントロールして充電に最適な温度とする機能を搭載し、急速充電の効率(速度)をアップ。150kWの急速充電器を繋げば、充電量10%から80%までの急速充電時間はわずか30分ほどというから驚きです。  150kWという高速の急速充電器を使えばという前提ではあるものの、充電時間の短縮はうれしいですね。  ちなみに日本では関係ない話ですが、米国仕様ではソルテラ改良モデルとトレイルシーカーに続き、充電ポートに「NACS(North American Charging Standard)」と呼ばれる北米充電規格を採用しました。  この規格は、いわゆる「テスラ式」。つまり急速充電はテスラのスーパーチャージャーでおこなうことになります。北米においては実質、テスラ方式の急速充電がスタンダードとなりつつあるのです。  さて、そんなアンチャーテッドですが「あのクルマに似ている?」と感じた人もいるのではないでしょうか。似ているどころか、双子と言っていいくらいそっくりです。 “あのクルマ”とはトヨタ「C-HR」。正確にいえば、北米でBEV専用車種として発表されたC-HR、同名のハイブリッド車(車体は異なる)も販売する欧州では「C-HR+(プラス)」と呼ばれるBEVモデルです。  日本では2023年に生産終了したC-HRですが、現在は海外専用モデルとして2代目モデルへと進化しています。  そんな2代目C-HRのBEVモデルと新型アンチャーテッドは、ヘッドライトやフロントバンパーといった顔つきこそ異なるものの、サイドのデザインはよく似ています。  さらにインテリアの写真をみると、ステアリングの形状(アンチャーテッドは四角いけどBEV版のC-HRは丸い)こそ違うものの、それ以外のデザインは一緒。両者の設計は共通と判断していいでしょう。  実はアンチャーテッドとBEVモデルのC-HR/C-HR+は兄弟車です。スバルは「新型アンチャーテッドは、トヨタとSUBARUが、『もっといいクルマづくり』を目指して、互いに強みとする技術や知見を持ち寄り、両社のエンジニアが切磋琢磨しながら共同開発した」と説明します。 ※ ※ ※  新型アンチャーテッド2026年に米国市場での導入を予定しているそうですが、日本で生産されます。  日本でもEVの市場ニーズとしてはシティコミューター+αとして「ソルテラよりも小さな車種が求められる」という状況となっており、新型アンチャーテッドの日本導入の可能性は低くないと筆者(工藤貴宏)は考えます。

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