第１０７回全国高校野球選手権は第３日の７日、１回戦２試合が行われた。 午前の部で予定されていた２試合は、天候不良が予想されたため、８日夕方の部に延期となった。 ◇ 午前に試合を予定していた４校は雨天中止を受け、甲子園球場の室内練習場で翌日に向けて調整した。 春夏連覇を狙う横浜（神奈川）は打撃練習などで敦賀気比（福井）との一戦に向けて汗を流した。村田監督は「もう１日準備できるのはプラスしかない。恵みの雨」と歓迎。コンディションが心配されるが、主将の阿部葉は「自己管理をしっかりとできれば問題ない。（この日の）練習を経て、また一つ（チームの）状態が良くなった」と自信を見せた。 綾羽・千代監督、慣れるには「ありがたいこと」 春夏通じて初出場の綾羽（滋賀）は、甲子園での室内練習開始前に千代監督が「（訪れる回数が増え）甲子園慣れするには、ありがたいことやぞ」とナインを鼓舞。中止により、高知中央（高知）との一戦はナイターに変更となった。地元で対策練習は１回してきたといい、千代監督は「条件は相手も一緒。甲子園だから、逆に（球が）見やすいかも」と笑った。主将の北川は「緊張よりワクワクが大きい」と意気込んだ。
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