新潟地方気象台によりますと、県内は大気が非常に不安定が状態が続いていて、９日明け方にかけて雷を伴った激しい雨や強い雨の降る所がある見込みで、引き続き土砂災害などに警戒が必要です。 今回の大雨で、県内では8月の平年の1か月の降水量を超えている地点があります。また、24時間降水量が観測史上最大となった地点があり、記録的な大雨となった所があります。 5日朝の降り始めから8日朝5時までの降水量は多い所で以下の通り。 ・佐渡市羽茂 415ｍｍ ・村上市三面 275ｍｍ ・関川村下関 213.5ｍｍ ・村上市高根 197.5ｍｍ ・胎内市中条 196ｍｍ 佐渡市羽茂では7日午前0時過ぎに、最大24時間降水量が284.5ｍｍとなり、観測史上１位の値を更新しました。 土砂災害警戒情報は8日午前8時までに佐渡市・出雲崎町では解除されましたが村上・胎内市で続いています。 今後、9日朝6時までに予想される24時間降水量は多い所で、上・中・下越で80ｍｍ、佐渡で40ｍｍとなっています。8日昼前にかけて土砂災害に厳重に警戒、9日明け方にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要です。
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