今月２日に東京・後楽園ホールで行われた試合後、２人の選手が急性硬膜下血腫と診断され、開頭手術を受けたことを受け、日本ボクシングコミッション（ＪＢＣ）が東洋太平洋（ＯＰＢＦ）王座戦を従来の１２回戦制から１０回戦制に短縮して実施することが８日、関係者の話で分かった。 １９日のＯＰＢＦ王座戦から１０回戦で行う。関係者は「ラウンドの長さは前から議題になっていた。まずできることからやっていこうということ」と話している。 一つの興行で２選手が開頭手術を受けるのは異例で、国内では５月の世界戦でも前王者の重岡銀次朗が試合後に開頭手術を受けている。 ＪＢＣは、世界ボクシング機構（ＷＢＯ）アジア・パシフィック王座戦も１２から１０に短くする方針。１２日の同スーパーフライ級タイトル戦を当初の１２回戦から１０回戦に変更して行うと８日、発表した。
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