ドジャースは首位陥落…休養日を挟んでパドレス3連戦 【MLB】エンゼルス 6ー5 ドジャース(日本時間14日・アナハイム) ドジャース・大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、敵地のエンゼルス戦に「1番・投手」で投打同時出場し、5回途中5安打4失点。バットでは初回に三塁打を放ち、その後先制のホームを踏んだ。チームは逆転負けを喫して4連敗となり、地区首位の座をパドレスに明け渡した。試合後の一問一答は以下の通り。 ——今日の登板を振り返って。5回を投げ切れなかった。 「5回はやっぱり追い込んでから、少しこう、しっかり空振りが取れるゾーンに投げたかったなという。まあ、三振の取れる場面だったので、やっぱりバットに当てられてしまうと、ああいうフライのようなヒットが出てしまったりするので。そこらへんはやっぱり、もう少し丁寧に行ければベストだったかなと思います」 ——厳しい試合が続いている。投打にプレッシャーは? 「接戦でこう、良いゲームというか、惜しいゲームができている一方で、勝ちきれていない部分はみんなプレッシャーというか焦りみたいなのはあるので。また明日、休みを挟んで。大事な試合が続くので、切り替えて、しっかり集中していきたいなと思います」 ——地区2位に後退した。 「負けが込むとやっぱりチームの雰囲気というか、色々やりたいことが噛み合わなかったりすると思うので。まあ、そこら辺、みんなでミーティングしながらこう、工夫はしていますけど、なかなかそれが良い結果というか、まあ、勝ちという結果に繋がってないのかなと思います」 ——5回に疲労は感じた? 「疲れは感じなかったですね。むしろ良い感覚で投げられて。最初の打者に対しては良い感覚で投げれたとは思うので。さっき言った通り、2ストライク後の決め球っていうのが、甘めに入ってこう、ヒット2本出た感じなので。まあ、そこがもったいなかったなと思います」 ——ハワイの件で雑音は入ってきているか。 「フィールドに集中したいなというか、チーム自体も負けが続いているので、チーム全体として、早く1勝して、一戦一戦勝ち切りたいと思います」 ——古巣本拠地で登板。 「たくさんの思い出があるスタジアムなので好きな球場の一つ。そのなかで登板できたのが、自分のステップアップとしてもいい一日だったと思います」 ■盟友トラウトから2K…「基本的に高めの真っすぐがデータ上良くない」 ——トラウトとの2打席を振り返って。 「あの2打席に関してはしっかり投げきれたと思う。投げきれた打席、投げきれない打席で、結果が正反対に出た試合だったと思います」 ——トラウトとの対戦はどんな感情? 「基本的に高めの真っすぐがデータ上良くないんで、その組み立てを投げながら、あとは自分の感覚とウィル(スミス)の感覚で選択を交えながらっていう、シンプルに。もちろんすごいいい打者なので、しっかり投げきれることが大前提として。より集中しないといけないかなと」 ——元同僚へ投げる気持ちは? 「元チームメートに投げるっていうよりは、このスタジアムで投げること自体が久々だったので、それは特別なことじゃないかなとは思います。もちろん勝ち切れればよかったですけど、また切り替えて、ドジャースタジアムに合わさせて、次の試合に集中したいと思います」 ——一気に80球を投げた。 「意外に疲れは感じはしなかったので。はい。そこは一番良かったことじゃないかなと思いますし、球数含めてステップ組めたっていうのはもちろん良かったことではあるかなと」 ——トラウトの見逃し三振が最速。意識はあった? 「さっきも言いましたけど、一番いい打者だと思うので、自分の持てるものの中でベストだと思う球を常に投げなければいけないところかなと思いまして。最終的にいいところにいいボールがいったっていうのは、今日の中でもいいところのひとつかなと思います」(Full-Count編集部)