DS新型『DS 7』来年デビューへ 2代目はEV専用? 高級化&車名変更の可能性も

プロトタイプ発見 ブランドを支える重要なモデル DSオートモビルは来年、2代目となる新型『DS 7』を発表する見込みだ。新しいプラットフォームを採用し、電気駆動モデルのみの販売となる見込みで、BMW iX3やメルセデス・ベンツGLC(EQCの後継)と競合することになるだろう。 【画像】他とは一味違うミドルサイズの高級SUV【現行型DS 7を詳しく見る】 全28枚 現行型のDS 7は、2018年に発売された高級志向のSUVで、当初は『DS 7クロスバック』を名乗っていたが、2022年に現在の車名に変更された。 DS 7 Eテンス(現行型) AUTOCAR DSはコロナ禍後も苦しい状況が続いており、昨年には欧州での販売台数が22%も減少した。これを受け、ブランド再生を目指して大幅なラインナップ刷新が進められている。 今回、欧州の公道でテスト走行している新型DS 7のプロトタイプが目撃された。競争が激化する電動SUVセグメントで存在感を示すため、大幅なデザイン変更が行われ、従来よりも大型化することが確認されている。 デザインとしては、フラッグシップモデルの新型『No8』の影響を受けているようだ。プロトタイプはカモフラージュに覆われているものの、フラットなフロントフェイス、高めのノーズ、ワイドなライトバーなど、No8と同様のデザインを採用しているように見える。 中身も大きく変わる。フルモデルチェンジに伴い、2代目ではSTLAミディアム・プラットフォームに移行する見込みだ。 これにより、2種類のバッテリーと3種類のパワートレインが設定されるだろう。構成としては、最高出力260psのモーター(前輪駆動)と73.7kWhのバッテリーを搭載した航続距離570kmのモデル、280psのモーターと97.2kWhのバッテリーを搭載した航続距離750kmのモデル、そして350psのツインモーター(四輪駆動)と97.2kWhバッテリーを搭載した航続距離650kmのモデルが登場すると予想されている。 今のところ、内燃機関モデルの計画は確認されていないが、STLAミディアム・プラットフォームは内燃機関にも対応しているため、将来的に導入される可能性はある。DSの製品担当責任者であるシプリアン・ローレンティ氏は以前、AUTOCARの取材に対して、No8が将来的に内燃機関を搭載する可能性は「ある」と語っている。 DSの新社長、ザビエル・プジョー氏は、2代目DS 7が来年発表される見通しだと示唆した。名称については明言しなかったが、AUTOCARに対し、「来年、No8とNo4に続く3番目の主要モデルが発表されるでしょう」と述べた。 そのため、2代目は『No7(ナンバーセブン)』と命名される可能性が高い。 プジョー氏は、「3〜4年間に大きな新製品の発売がなかったため、この新しい一歩を前向きに踏み出すことが重要です」と述べ、新型車への期待感を示した。 一方で、DSが重視しているのは販売台数ではないという。「プレミアムブランドであるDSは販売台数だけを見るべきではないと考えています。もちろん、販売台数は重要ですが、唯一の指標ではありません」 さらに同氏は、「高級車は(欧州市場における)販売台数の4分の1、利益の40%を占めています。当社(ステランティス)のようなグループにとって、DSのような高級車ブランドを持つことは重要なのです」と付け加えた。

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