元タレント中居正広氏の動向に注目が集まっている。 　フジテレビに勤務していたＸ子さんとの一連のトラブルでは、第三者委員会が「性暴力」を認定。中居氏は引退した身だが、性犯罪者扱いは看過できないと、弁護団を結成し、第三者委員会に対し「性暴力」の撤回を申し入れている。 　そんななか、８月７日発売の「週刊文春」では〈中居正広�性暴力�の全貌が分かった！〉の大見出しで、中居氏とＸ子さんのトラブルの中身を詳報。文春が入手したＸ子さん側の「通知書」には「不同意性交」の文字があったという。 　これに中居氏側は猛反論。代理人は「記事に掲載されている『通知書』なるものは出所自体や真偽も不明なもの」とクギを刺した上で「本人からのヒアリング、復元されたメール、関係者による証言など独自に実施した調査を総合的に判断した限り、この事案については一般的に性暴力という言葉から想起されるような行為ではなく、また不同意によるものではなかったものと、当職らは評価しています」と言い切った。 　その中居氏は８月１８日に５３回目のバースデーを迎える。今回はただの誕生日ではなく、「中居ヅラ」と呼ばれる熱狂的ファンにとって重要な１日となる。同氏の公式ファンクラブサイトは今年２月にサービス終了したが、順次行われている会費返金手続きのため、問い合わせ窓口だけが残されていた。それも１８日の午後１１時５９分に完全に閉鎖されることが決まっているのだ。芸能関係者の話。 「中居氏は長年、ファンを大事にしてきました。１月に発表した引退声明では『ヅラの皆さん　一度でも、会いたかった　会えなかった　会わなきゃだめだった』と後悔の言葉を列挙。中居ヅラとの唯一の�接点�だった公式サイトを完全閉鎖するにあたり、そのタイミングで何らかのメッセージを発信するのではないか？と言われているんです」 　一部の中居ヅラは誕生日に合わせて、東京・渋谷にある街頭ビジョンに祝福メッセージを流す計画も立てている。 　前出関係者は「ファンは今も中居さんの潔白を信じ、再び表舞台に戻って来ることを切望しています。単なる祝福メッセージにとどまらない可能性があります」と指摘する。 　業界では中居氏の反論に耳を傾けつつも、Ｘ子さんとの一件はアンタッチャブル扱いされている。中居氏と面識のある橋下徹氏が、一連のトラブルを「恋愛事案」のように扱ったＴＶ番組内での発言は知らぬ間に閲覧できなくなっている。 「中居氏に対しては、文春やフジの第三者委員会相手に訴訟をすべきという意見もあるが、そうなれば彼も無傷ではない。最近は体調不良で激ヤセしているという情報もある。心身に負担のかかる法廷闘争を乗り切れるかどうか…」（ワイドショー関係者） 　８月１８日に�ラストメッセージ�はあるのか——。