県は25日、4人の教職員の懲戒処分を発表しました。 生徒に対するセクシャルハラスメントなど不適切な行為を行ったとして下越地方の高校の男性教諭（40）など4人が処分を受けています。 減給3か月の処分を受けた下越地方の高校の男性教諭（40）は、去年6月から今年1月までの間、生徒の身体に不必要に接触。また複数回にわたって生徒を自家用車で遊びに連れていくなどし、その様子をスマートフォンで撮影していました。こうした行為によって生徒が苦痛や恐怖心から学校に登校できないなどの事態を生じさせていました。 また下越地方の高校の60代男性教諭は減給2か月で、去年10月、部活動の生徒を自家用車で送る際に不適切な発言をしたほか、その後、別の生徒に対し、自家用車で送る際に、指や手を握るなどのセクハラ行為が複数回あり生徒が不快感や恐怖感を持つ事態になったということです。 このほか、ことし5月、児童1人に対し右腕をつかみ鉛筆の先を前腕部に押し当てる体罰をしたとして上越地方の小学校の50代男性教諭が減給1か月に。児童は治療を受ける程のけがではなかったということですが鉛筆の跡が腕にあったということです。 また、ことし4月に上越市の小学校で給食配膳時に蛍光管が破損、3人の児童が給食のご飯やマーボー豆腐を口に入れた際、ガラスの破片が口の中で感じられた事案で、異物混入時には給食を中断し校長に報告するなどの対応をすべきところ怠ったとして、20代の男性教諭が戒告の処分を受けています。
もっと
