石川真佑「プレーで引っ張ることを意識」佐藤淑乃「チームが一つになるのを感じながら」勝負強さで大逆転【世界バレー】

バレーボール世界一決定戦“世界バレー”で日本時間25日、女子日本代表(世界ランク4位)はウクライナ(同17位)に3ー2(25ー27、20ー25、25−20、26−24、15ー11)で逆転勝利を飾った。予選ラウンド2連勝と決勝トーナメント進出に大きく近づいた日本。この試合で日本に流れをもたらす得点源となったキャプテンの石川真佑(25)ら3選手が試合を振り返り、次戦(27日)セルビア戦に向け意気込みを語った。 ※世界ランキングは日本戦終了時点 【写真を見る】世界バレー、大逆転勝利のウクライナ戦 チーム最多29得点を挙げたキャプテン石川 Q.試合を振り返って 石川選手: もちろん1セット目からいい入りができればいいなというふうに思ってたんですけど、やっぱり最後の勝負どころだったりっていうところで、自分がブロックされてしまったっていうところもあったので、そこは自分が反省しなきゃいけないところなんですけど、そこからしっかり切り替えて3、4セット目としっかり取ることができたのはまずよかったなと思います。 Q.チームにとって意味のある1勝だったのでは 石川選手: 2セット相手に取られてから、3セット目の入りのところで、(小島)満菜美さんから、まずこのセットをしっかり取ることで自分たちがもっと成長できる経験っていうところを話してもらって、やっぱり苦しい場面のときこそ、チームでしっかり戦い切るっていうところだったり、セットを取るっていうことが本当に自分たちの経験にもなると思うので3、4、5セット目しっかりセットを取ることができて、まず勝つことができたのは、自分たちがどんどん成長していく意味だと思うので、でも1、2セット目はしっかり反省しなきゃいけないなと思ってます。 Q.2セット連取された後どのように気持ちを切り替えたか 石川選手: 自分が点数を取らないといけないな、チームを引っ張っていかなきゃいけないなと思っていたので、そこでやっぱり伝えることじゃなくて、しっかりプレーで引っ張るっていうところを意識してましたし、4セット目の最後のところでミスが続いてしまったので、絶対にしっかり自分が取り切って、このセットは終わろうと思って4セット目のところは最後打ち込めました。 Q.セルビア戦に向けて 石川選手: 今までの2戦よりももっと難しい試合になりますし、相手もブロック高いので、それに対して自分たちが点数の取り方っていうところは意識していかなきゃいけないですし、もっと質の高いバレーをしていくのと、あとはもう全員で戦いに行くっていうところはすごく大事になってくると思います。 石川に続き24得点を挙げた佐藤淑乃(23) Q.試合を振り返って 佐藤選手: 出だし相手に2セット取られた場面でチーム全員で一つになって、ここで勝ち切れたらもう1個強くなれるチャンスだよっていうのを結構言って、みんなで一つになれて、最後勝ち切れたのがすごい良かったなって思いますし、この試合でチームがすごい一つになるのを感じながらバレーボールできたのが楽しかったなと思います。 Q.今大会初めてのスタメン起用はどのような思いだったか 佐藤選手: カメルーン戦をスタートで入らずに外から見てて、チームの硬さだったりそういう部分を感じていたので、自分がコートに入っていつも通りというか、みんなが楽しくバレーできる環境を作るというか、自分もその1人としてプレーしたいなと思って入りました。 Q.この試合での手応えは 佐藤選手: オフェンスの部分でまだ課題もあるんですけど、勝負どころでしっかりと決め切らなきゃいけない場面を決めきれたところが自分自身良かったなと思うんですけど、まだまだみんなに頼ってる部分が多いと思うので、この世界バレーの期間でもしっかり成長したいなって思ってます。 Q.セルビア戦に向けて 佐藤選手: さらにハードな戦いになってくると思うんですけど、日本らしいハードワークで相手を上回って勝ちたいなと思います。 途中出場も12得点の活躍の和田由紀子(23) Q.試合を振り返って 和田選手: スタートから自分たちのコートの中で少し良くない雰囲気もあったんですけど、そこをもう一回、全員で立て直してしっかり勝ち切ることができて良かったです。 Q.途中出場でどのような思いで入ったか 和田選手: もう1回、全員の協力で一点、一点取っていく日本の良いバレーっていうのをコートの中でできればいいなと思ったので、自分が点数を取るのもですし、誰かにボールを渡すときっていうのも、次の人のことを考えてっていうのを意識してやりました。 Q.セルビア戦に向けて 和田選手: チームとして成長していけるように目標であるメダル獲得っていうところに向けて一戦一戦、チームとして強くなっていくことが大事だと思うので、次の試合も常に上を目指して、試合の中で強くなることにこだわって勝ちにいきたいかなと思います。

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