７月に行われた陸上の日本選手権で、男子１００メートルを制した桐生祥秀（日本生命）と２００メートル覇者の鵜沢飛羽（とわ）（ＪＡＬ）が２９日、埼玉県川越市と茨城県つくば市でそれぞれ練習を公開し、９月の世界選手権東京大会に向けて意気込みを語った。 今月３日に参加標準記録を突破する９秒９９をマークした１００メートルでの代表入りが確実な桐生は「個人種目では久々の世界大会なので楽しんでいきたい。予選をしっかり通れば、準決勝、決勝で勝負できると思うし、自分自身を信じていきたい」と笑みを浮かべた。 既に２００メートル代表に内定している鵜沢は世界選手権では決勝進出が目標。「（身体面の）準備はできている。明日走っても大丈夫。後は心を整えていければ」と調整に自信をのぞかせ、「８０〜１２０メートルくらいで先頭に立てば、ワンチャンスある」と述べた。
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