【これから東京オートサロン2025に行く方へ】いまや第二の東京モーターショー!事前に情報入手し効率的に見学を

日本のクルマ関連仕事始めはオートサロンから 1983年に『東京エキサイティングカーショー』としてスタートした東京オートサロン(以下、TAS)。2025年で43回目の開催を迎えた。年明けのクルマ関連のイベントといえば、世界的にはかつてはデトロイト・モーターショー、現在はラスベガスで開催されるCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)だが、日本ではクルマ関連の仕事始めはTASからといっても過言ではない。 【画像】国産車ブースを中心に東京オートサロン2025会場の様子 全105枚 『年に一度のカスタムカーの祭典』であるTASだが、いまや、第二の東京モーターショー(現在はジャパンモビリティショー、以下JMS)になりつつあるようだ。今回も国産の4輪メーカーはすべて、インポーターもフォルクスワーゲン、BMW、アルピーヌ、ロータス、ケータハム、ヒョンデ、BYDと、JMSより多いのではと思えるほど出展している。さらに主要なタイヤメーカーやパーツ/ホイールメーカー、そしてチューナーや自動車専門学校など、約400社が出展している。 1月10日に幕張メッセで開幕した東京オートサロン2025。 山田真人 もちろんカスタムカーが中心だが、国産車メーカーやインポーターはここでニューモデルを日本初公開することも多くなった。今回も、ホンダ・プレリュードやマツダ・スピリットレーシング・ロードスター、スバル S210、フォルクスワーゲン・ゴルフR、ヒョンデ・インスター、BYD シーライオン7など、近日発売予定のモデルが数多く発表されたのだ。 正直に言って、1日で展示車両やブースをすべて見るのは不可能に近い。では、効率的にお目当てのクルマを見るには、どうしたら良いだろうか? 11〜12日の一般公開日は、さらなる混雑が予想 まずは、事前情報を収集しておくこと。TAS2025の公式WEBサイトや、出展している国産車メーカーやインポーターなどは専用サイトをアップしているから、出展内容を確認しておきたい。また、公式WEBサイトには地図もアップされている(拡大しないとかなり見にくいが)ので、お目当てのブースの場所を把握しておこう。 これで、会場へ行く前におおよそのルートを作っておくと、かなり効率よく回れるはずだ。「これを見たかったのに忘れていた!」なんて見落としも少なくなるはずだ。 初日の様子。1月11〜12日の一般公開日は、さらなる混雑が予想される。 山田真人 メーカーやインポーターなどの大きなブースは、これで効率的に見られると思うが、小さなブースは、実際に見に行ってみないと分からないものも多い。まずは大きなブースをひととおり見てから、小さなブースで気になったクルマを見るという方法が良いだろうかもしれない。 また、クルマやパーツの展示だけでなく、イベントホールでのライブやモータースポーツ車両のデモランなども行われる。これらを見ていると、さらに展示車両を見る時間がなくなりそうだから、それぞれのスケジュールを考えながら見て回りたい。 今回も、初日(10日)の業界&報道関係者用ビジネスデイから海外のジャーナリストを含め、多くのギャラリーが集まっていた。14時以降の一般特別公開が始まると、会場内はまっすぐに歩けないほどだった。 おそらく、11日(土)と12日(日)の一般公開日は、さらなる混雑が予想される。前回の2024年は3日間で23万人以上が来場したそうだが、今回はそれを上回るのではないか。 インフルエンザも流行しているので、できればマスク着用で来場したほうがいいだろう。それでもちょっと不安……という方は、『オンラインオートサロン』でバーチャル体験する手もある。とはいえ見方は人それぞれ。自分なりの方法でTAS2025を楽しんで欲しい。

もっと
Recommendations

斬新「観音開きスライドドア」ミニバンに大反響! 「“量産車初のドア”が凄すぎ」「車内めちゃ広ッで家みたい」の声も! “2年以内に日本上陸予定”のジーカーが展開する「MIX」中国仕様に熱視線!

量産車初「画期的スライドドア」採用のミニバンに反響集まる!中国…

ホンダの最新「“高級”SUV」がスゴい! 「かくかくデザイン」×全長4.7m級の「ちょうどイイサイズ」! VTECターボ「RSモデューロ」仕様もある「CR-V」ガソリン&ハイブリッドモデルまもなく「日本導入」か!?

なかでも人気となっているのがハイブリッドの「e:HEV」モデルだそう

6速MTの「小さな高級車」!? レトロ顔×全長4.1m級で「ちょうどイイサイズ」! 8色の「本革シート」もオシャレなミツオカ「Viewt story」がスゴかった!

6速MT車からハイブリッドまで多彩なラインナップを誇る「小さな高級車」

知ってるようで知らない「タクシーの歴史」とは!? 100年以上にわたる日本の“移動の相棒”の軌跡に迫る

車体カラーには日本の伝統色である深藍を採用し、景観との調和にも配慮

“よゐこ”濱口の愛車「斬新軽トラ」に注目! オシャレな「ベージュ&カーキ」×「めちゃ広ッ」な豪華内装が凄い! 「ハイゼット」ベースのキャンプ仕様「JP STAR Happy1+」とは

よゐこ濱口の愛車「Happy1+」 直近では“小変化”も一般的に芸能人…

日産「新GT-R“SUV”みたい!?」 “和製スーパーカー”宿る大排気量「V6ツインターボ」搭載&斬新「超頑丈」デザイン投入! “サファリ後継機”「パトロール」の凄さとは 比国で登場してた

フィリピン市場で展開される最新モデルは「7代目」にあたる

トヨタ最新型「ヤリス」がスゴイ! 斬新「大口顔」&全長4.2m級の”ビッグな”ボディに「カッコイイ」の声も! 高級感内装もイイ「5人乗りハッチバック」泰国で展示され話題に

アジアと中近東市場向けに展開される独自設計の「ヤリス」

久しぶりに自動車広告が面白かったという話 皮肉たっぷりな看板 英国記者の視点

ライバルをからかう看板広告お客にクルマを選んでもらい、そして大金…

猫が車に入り込むトラブル 6月に発生しやすい背景と対策

猫の習性が関係してる!?JAF(一般社団法人日本自動車連盟)は、6月…

「猫のトラブル」なぜ6月に多発する? 車のエンジンルームに入り込む件数が異常に多い意外な理由とは? カンタンにできる対策も!

猫の習性が関係してる!?JAF(一般社団法人日本自動車連盟)は、6月…

loading...